台湾「地震預測研究所」の林湧森氏が5日以内に日本などでM7.0の地震を予測していて、前回のM8.0もまだ予測期間中だ。
5/24には霞ケ浦霞ケ浦で淡水魚のハクレンが大量に息絶えていて、また一昨日05/28には愛媛県の瀬戸内海でイルカ約100頭が出現したが、これらが地震前兆かどうか検討する。
■林湧森氏の最新予測
台湾の林氏とはFacebookで繋がっているのと、Patreonで「パトロン」になっていて、情報が更新されればメールでも周知される。
昨日の最新の地震予測は以下の通り。
2023/05/29 02:02UTC:
(1)赤:10日間以內に、台灣、日本または南太平洋、M7.0。
(2)オレンジ:5日間以內に、台灣、日本または南太平洋、M6.5。
また、04/12に公開された下記の地震予測も、現在まだ予測期間中となっている。
2023/04/12 02:19UTC:(1)紫:100日間以內に、アラスカ、日本、台湾、フィリピン、またはインドネシア、M8.0。
2023/08/20までの予測となっている。
ちなみに、規模をM0.5下げてM7.5以上とすると、既に下記の2件の地震が起きているが、震源が南太平洋のため予測範囲から外れている。
2023/05/10 16:02UTC:トンガ、M7.6
2023/05/19 22:57UTC:ロイヤルティ諸島、M7.7
予測期間はまだ2ヶ月以上あるので、今後より大規模の地震が続くこともあり得るだろう。
■霞ケ浦でハクレン
2023/05/24 16:00頃に、茨城県つくば市玉取、桜川の田土部堰(たどべぜき)で、ハクレンが大量に絶命して浮いているのが発見された。
推定で数千匹だという。
ハクレンは、コイ科ハクレン属に分類される中国原産の淡水魚。いわゆるレンギョの一種。
https://newstsukuba.jp/45033/27/05/
原因は河川の水位低下によるものと推察するが、詳細は不明としている。
では、これが地震前兆かどうかの判断のために、過去の同様の事例を探してみた。
◎2022/01/28頃:茨城県霞ケ浦
トラック13台分が浮いていた。
原因は河川の水位低下により移動できなくなったためと推測された。
◎2022/07/20頃:栃木県・渡良瀬遊水地
栃木市藤岡町内野の渡良瀬遊水地内の池内水路で、コイ科のハクレン500~600匹が息絶えて浮いていた。
原因は、ここ数日の水温の変化ではないかと専門家は語る。
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/613661
いずれのケースも、その後に近場で対応するような地震は起きていなかった。
そのため、推測された通りの要因だったのではないか。
そうなると、今回も同様に、地震前兆の可能性は低くなるかもしれない。
■瀬戸内海でイルカ100頭
2023/05/28 07:00頃、今治市波方町沖で操業中の釣り船がイルカの群れと遭遇した。
愛媛県沖の同様のケースとしては、8年前の下記の事例がある。
対応すると考えられる地震の情報も記しておく。
・2015/06/19に、松山市高浜町、松山観光港の南約1.5Kmの瀬戸内海で、約50頭のハセイルカの群れが出現した。
→2015/07/13 02:52:大分県南部、M5.7、最大震度5強、深さ58km、24日後、距離180km
このあたりは大きな地震の発生頻度は低いものの、05/19に愛媛県西沖の豊後水道でM4.4、最大震度4の地震が起きているので、可能性として、より大きな地震を警戒しておくべきだろう。
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