■ハロ・環天頂アーク
まず、昨日2023/04/28 11時頃に大阪府大阪市北区でハロが観測された。
これは、太陽の周囲に虹のように円ができるもの。
同じ頃に、鹿児島県姶良市では「環天頂アーク」が撮影された。
これは、太陽の周囲に円ではなく円弧状に虹色が見られるもの。
これらの現象は、天気が崩れる前に見られるとされる。
だが、ハロもアーク類も、地震前兆現象の可能性が高い例が多く見られる。
■過去の地震前兆例
以下に、過去にハロまたは環水平アークが見られた後で周辺で地震が起きた例を示す。
あまりにも例が多いので、ここでは特に確度が高そうな事例を示す。
※行末は震源からの距離
2005/06/01:神奈川県平塚市博物館、環水平アーク
→2005/06/01 20:44:東京都23区、M4.3、最大震度3、48km
2010/06/08:北海道・知床斜里町、環水平アーク
→2010/06/18 11:23:択捉島南東沖、M6.5、最大震度3、322km
2014/05/04:東京都など、環水平アーク
→2014/05/05 05:18:伊豆大島近海、M6.0、最大震度5弱、86km
2014/05/22:東京都、ハロ・環水平アーク
→2014/05/25 14:28:埼玉県北部、M5.5、最大震度5弱、45km
2021/03/20:秋田県、ハロ
→2021/03/20 18:09:宮城県沖、M6.9、最大震度5強、228km
このような気象現象が実は地震の前兆現象でもあるという可能性に根拠を与えるとすれば、こういった光学現象にも地震前兆現象としての電磁波などが影響しているということになるのではないか。
■エバーフレッシュ
昨日に続き、今日もエバーフレッシュ(アカサヤネムノキ)の異常が見られた。
まず、昨日の昼にエバーフレッシュの葉が半閉じだったが、その後に群馬県南部でM2.4が起きてガクッと来たと書いた。
だが、その直後に更にそれなりの地震が起きていた。
・2023/04/28 12:00:2号半閉じ。
→2023/04/28 13:49:群馬県南部、M2.4、最大震度1、88km
→2023/04/28 14:18:八丈島東方沖、M4.4、無感、428km
・2023/04/29 10:10:2号半閉じ。
その後も夕方まで半閉じ状態が続いていた。
八丈島周辺あたりでは、地震計を設置した島が少ないこともあるがM4~M5クラスでも無感地震となることが多い。
昨日はラドン濃度の下降もあり、近場だといってもM2.4の地震で終わるのかと疑問を持っていたところ、直後に八丈島の地震が起きていた。
それだけ、大気ラドン濃度とナマジーの組み合わせで、かなり地震前兆の範囲を絞り込めるということだ。
■ナマジー
一昨日からのナマジー警告と対応すると思われる地震は、以下の通り。
・2023/04/27 21:30:静電1、電磁6、117213016
→2023/04/27 22:43:福島県沖、M4.2、最大震度2、210km
・2023/04/28 13:30:静電1、電磁6、118133016
→2023/04/28 13:49:群馬県南部、M2.4、最大震度1、88km
・2023/04/28 19:30:静電1、電磁6、118193016
→2023/04/29 03:04:八丈島東方沖、M4.4、無感、242km
・2023/04/29 05:30:静電1、電磁7、118053017
このように、今朝も八丈島東方沖あたりでM4.4の無感地震が起きていた。
今朝5:30の警告は、まだ対応する地震が起きていないか、または無感地震が起きているかもしれない。
その他の前兆現象などは、余裕があれば今日の2本目で書くことにしたい。
※このご時世で、被れる兜があれば大人も子供も内外でも大人気だろうけれど、なかなか無いのが不思議。
子供用ならば、こういう超簡易的な物がある。