04/27:昨夜からナマジー警告が3連発で、今朝の1発はまだ対応する地震が起きていないと思って、ブログ投稿した直前に関東でもう一度地震が起きていた。
これほどナマジーは「正確」だが、では大気ラドン濃度の測定とどちらが地震予知的に実用的かを、メリット・デメリット別に簡単に説明する。
■ナマジー3連発
このブログ記事の元となったInstagram投稿は、下記の今朝のサブアカからのものだった。
昨夜からのナマジー警告は、4/27 14:30時点で下記の3回発出していた。
それに対応すると思われる地震も併記する。
・2023/04/26 19:30:静電1、電磁6、116193016
・2023/04/26 23:30:静電1、電磁6、116233016
→2023/04/27 04:17:茨城県南部、M3.5、最大震度2、68km
・2023/04/27 09:30:静電1、電磁7、117093017
→2023/04/27 09:40:茨城県沖、M3.1、最大震度1、124km
相変わらずナマジーは「正確」だ。
ただし、すべてが地震前兆であるとは限らず、その他の環境電磁波によるものもあるかもしれないが。
多くの場合、ナマジーが電磁警告を発してから半日以内くらいで関東の近場で地震が起きる。
■ナマジー警告シンクロ
興味深かったのは、上記の昨夜04/26 19:30に電磁警告が出たのと同じ時刻に、Facebookの某グループでも警告が出たと投稿していた人がいたこと。
その人は東北の某地に設置しているようだが、同じ今朝の茨城県南部M3.5の前兆だったのだろうか。
遡ると、その人のナマジーとは4/21 20:30にもシンクロしていた。
・2023/04/21 20:30:静電1、電磁7、111203017
→2023/04/22 10:41:福島県沖、M4.2、最大震度2、236km
→2023/04/22 14:30:茨城県沖、M3.4、最大震度2、132km
どちらの地震も東北と関東の両方のナマジーが拾っていても不思議ではない。
では、どのくらいの距離まで離れた、どのくらいの規模の地震までを拾うかは、まだこれからもっと経験を積んで解析する必要がある。
■大気ラドン濃度測定との違い
ここでは大雑把な比較のみとするが、ナマジーと大気ラドン濃度測定のメリット・デメリットを、今までわかっている限りで書いておく。
・ナマジーはAmazonなどで1万円ほどで販売されていて、ラドンガス測定器はその3倍ほどの出費が必要。
・ラドン濃度測定は、それなりの経験を積んで行った後で地震発生の傾向がわかってくるのに比べ、ナマジーは例えば電磁警告などのレベルまで出力して、それほどの経験を積まなくても済む。
・大気ラドン濃度は降雨時には正確な地震前兆を示さないが、ナマジーは現時点までの観察では天候などの影響を受けない。
・科学的根拠では大気ラドン濃度測定が勝っていて、ナマジーは地震発生前に電波時計が狂うという宏観異常現象的な説に基づいているが科学的エビデンスはまだ存在しないと思われる。
以上のようなことを総合的に判断すると、ナマジーの方が安価で初心者でもお気軽に地震前兆を捉えることができるだろう。
多少お金がかかっても良いので、より科学的バックグラウンドがある方法で地震予測を行いたい場合は、ラドンガス測定器を求めれば良いだろう。
ただし、設置環境を選んだりする条件があるので、事前によくリサーチする必要がある。
■千島列島
上記Instagramは今朝10時頃に投稿したが、その時点で過去1日間に千島列島で地震が続いていた。
その後、16:43に沖縄本島近海でM5.4、最大震度3の地震が起きた。