地震・水害などが発生した際に断水する可能性があるが、その時に在宅避難で困るのが、水の問題だ。
そこで、飲料水や水洗トイレ生活用水をどうするかを考えてみる。
■風呂・川の水
大地震や水害などの災害発生時に断水して、水を配給されても、その貴重な水を水洗トイレに使うことは躊躇するだろう。
だが、在宅避難では、断水時に水洗トイレは使えなくなり、用を足せない。
では、どうすれば良いか。
一つには、浴槽がある家では、風呂の水は1日の終わりに流さずに、翌日まで置いておくと、いざという時の水洗トイレ用に流す水として使える。
または、近所に川があれば、そこから汲んで来るという手段がある。
基本的に、用水路などは勝手に水を汲んではいけないが、そうでない川ならば、咎められないだろう。
もちろん、そのためには大量の水を入れて持ち運べる「水タンク」が必要となる。
自家用車があれば、かなり大量の水を運べるが、車がない場合は自転車や人力で運ぶ必要があり、どれくらいの重さまでは運べるかを考えて水タンクを常備する必要がある。
水タンクの購入の際に、蛇口付きを選ぶと後々便利だ。
Amazonで探すと、安いものだと、こういう製品がある。
6L~15Lと、容量を選べる。
■雨水タンク
一戸建て住宅ならば、庭などに「雨水タンク」を置いておく手段がある。
雨が降った時に、自然に雨が溜まるタンクを備えつけて使用する。
これならば、災害発生時に断水しても、常に飲用以外の水は蓄えられる。
Amazonで「雨水タンク」で検索すると、様々な形態の製品がある。
ただ、どれも結構な値段がする。
これなどは安い方だ。
たとえば雨どいの近くに雨水タンクを置けるならば、このような雨どいの排水管からの支流を作ってタンクに流すための製品もある。
これは防災用というよりも、何らかの目的で水を貯めておくのかもしれない。
■非常用トイレ
もう一つ、前述のように川などから水洗トイレ用の水を確保できない場合は、別の手段を考えなければならない。
特にトイレの問題は切実だ。
そういう用途で作られているのが非常用簡易トイレで、Amazonでは水を使わずに利用できる簡易トイレが見つかる。
そのうち、Prime対応でレビューの評価順で並べてトップに出てくるのが、★5個で15年間保存できて50回分というもの。
防災士と災害備蓄管理士が作ったもので、多くのメディアで取り上げられたとある。
凝固剤で固めて、「99.9%抗菌・消臭」と謳っている。
現在タイムセール中。
同じく★5個で、これも同じくらいの価格で50回分ある。
■備蓄水
他に、飲用可能な水を備蓄する場合は、それ専用の長期保存できる水を購入する必要がある。
たとえば、長いものでは15年間保存可能と謳っているものがあるが、それなりの価格がする。
もっと安いものをということでは、Amazonやネットスーパーで普通に売られているミネラルウォーターを備蓄しておき、消費期限が近づいたら飲用して買い替える手段もある。
うちの場合は、健康にも良い水ということで、「釈迦の霊泉」や「観音温泉水」を利用するが、美味しい軟水であるだけでなく、長期間の利用で末期がんや難病が治ったといった人々が多い。
賞味期限は、それぞれ3年間くらいある。
観音温泉水は、12LパックなどをAmazonで購入できる。
釈迦の霊泉は、これを私に紹介してくれた能力者の愛さんやスズさんなども愛用していて、私や家族も、花粉症など健康が改善されて、愛飲している。
ただし、大きな問題が発生して、これについては後日別の記事で紹介する。
他に、飲用水が無い際の最終手段として、川の水や雨水を飲むための携帯浄水器がある。
ただし、これらは塩素を用いたりして健康上に問題があるが、あくまでも非常用のサバイバル手段として利用できるだろう。
いつも書いていることだが、「防災」というと素人さんたちは「備蓄食」を真っ先に考えるが、もっとリアルなシミュレーションを行って優先順位を考えてほしいと思う。
人間は何日か食べなくても絶命しないが、水が無いともっと切実な状況となる。
大地震などが発生すれば、真っ先に店頭から消えるのが水だ。
他には、トイレットペーパーや生理用品など、無いと非常に困るものは色々とある。
これらはまた別の機会にまとめて紹介することにしたい。