【地震前兆】台湾で50匹位のリュウグウノツカイ捕獲+千葉で今度はザトウクジラ座礁で更に地震に注意

2023/04/14

地震前兆 動物前兆

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台湾南部沿岸で「地震魚」と呼ばれるリュウグウノツカイが何と50匹弱も水揚げされたが何故か内外でほとんど報道されていない。

また日本では千葉県で4/3のイルカに続いて今度はザトウクジラが座礁したので、いずれの件も地震前兆かどうかを検討する。


■リュウグウノツカイ(台湾)

台湾・台東県の沿岸で、50匹弱のリュウグウノツカイが水揚げされた。

この件は、なぜか台湾など海外でも日本でも報道されていない。

唯一、台湾のラジオ放送局RTI(Radio Taiwan International)が報道しているくらいだ。


正確な日時は不明だが、同局は2023/04/12夜にこのニュースを報道しているので、その日だったのかもしれない。

解説は英語になるが下記のTwitterで動画を見られる。




同じYouTube動画も埋め込んでおく。


■前回の台湾の出現例

私はリュウグウノツカイなどの魚類も含めた動物前兆事例を多数データベースに収集しているが、ほとんどの事例は単体の捕獲・出現であり、日本でも海外でも50匹弱も一度に捕獲されたケースは、全く無かった


最近の台湾の出現事例では、下記のものがある。


2022/06/09:台東県太麻里の海岸で釣り上げる。

→2022/06/20 01:05:台湾・花蓮市南南東38km、M5.9、11日後、136km


11日後に136kmの距離でM6弱の地震というのは、地震前兆現象として十分にあり得るケースだろう。


今回も地震前兆現象だとすれば、5月中旬まで、規模などの条件によっては6月中旬頃までに台湾周辺で対応する地震が起きるかもしれない。

規模によっては日本でも有感地震となり、注意が必要だ。

ただし、動画ニュースでは、最近台湾沖であった海軍の軍事演習が影響している可能性にも言及していて、本当にこれが原因だとすれば地震前兆の可能性はなくなる。


■最近の日本の例

では日本はどうかというと、いつも書いているように、リュウグウノツカイの出現が地震に結び付くケースは、巷で考えられるほど多くはない。

1ヶ月ほど前には、日本海沿岸で下記の事例が連続して起きた。


2023/03/07:島根県浜田市の漁港

2023/03/11:京都府宮津市の漁港



だが、いまだに対応すると思われる地震は起きていない。

もっとも、まだ今後対応する地震が全く起きないとは限らないだろうが。


■ザトウクジラ

次に、下記の記事で紹介した、4/3に千葉県・房総半島の海岸に、約30頭のイルカ(カズハゴンドウ)が打ち上げられた件に関連したこと。



この時は外房だったが、今度は内房で起きた。

2023/04/11 13時頃に、南房総市の岩井海岸で、「クジラが漂っている」と通りかかった人から市に連絡があった。


NHKの報道では体長10mのザトウクジラと思われ、息絶えた状態で海岸に漂着したという。



私はカズハゴンドウの件で『週刊現代』から取材されたが、今度はクジラの漂着で、地震前兆現象の可能性が高まったと言えそうだ。



※ムック『予言・天変地異―その日に備えよ! (DIA COLLECTION) 』、私が企画・執筆(共著)した9年前の本だが、特に20頁以上を費やした動物異常行動などの宏観異常現象の解説はまだ色あせていない。
Amazonでまだ手が出る価格の古書が数冊ある。








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ノンフィクションライター、地震前兆研究家、超常現象研究家、ブロガーの百瀬直也が地震・災害などを扱うWebサイト/ブログ。

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