今日、茨城県柿岡の地磁気擾乱データが「大規模磁気嵐」に達して、また3.11の前にも起きていたプロトン現象も発生し、しばらく日本と世界で大規模の地震に注意が必要だ。
■柿岡・地磁気擾乱
まず、茨城県・柿岡の地磁気擾乱データが今日「Major storm」まで達した。
2023/04/24 09:00~15:00JST:大規模磁気嵐
最近では下記の日時に大規模磁気嵐が起きて、翌日に下記の地震が起きていた。
2023/03/23 18:00~03/24 09:00jST:大規模磁気嵐
→2023/03/24 16:25:茨城県北部、M4.7、最大震度4
経験的にいうと、茨城県柿岡に震源が近いほど小規模で終わることもある。
■プロトン現象
次に、プロトン現象とは何かというと、以下の通り。
・プロトン現象:太陽から相対論的エネルギーに加速された陽子(プロトン)を発生させる現象。
・プロトン粒子フラックス:太陽フレアなどに伴い発生した高エネルギーのプロトンが地球近傍で観測されること。
今日、NICT(国立研究開発法人・情報通信研究機構)が配信する「宇宙天気予報」で、下記のメールが届いた。
【プロトン現象に関する臨時情報(2023年04月24日 04時10分JST)】
GOES衛星の観測によると、静止軌道の10MeV以上のプロトン粒子フラックスは4月22日2時UT頃から上昇を始め、23日18時15分UTに10PFUを超えてプロトン現象が発生し、現在も継続中です。
【プロトン現象に関する臨時情報(2023年04月24日 07時50分JST)】
GOES衛星の観測によると、4月23日18時15分UTに発生したプロトン現象は、23日18時40分UTに終了しました。
この現象に伴い、静止軌道の10MeV以上のプロトン粒子フラックスは23日18時20分UTに最大26PFUに達しました。
■3.11の前のプロトン現象
ちょうど12年前に、4日間ほどプロトン現象が続いたことがあった。
それは、東日本大震災の直前だった。
2011/03/08~11:「10MeV以上のプロトン粒子フラックスが1.1e+01PFUを超えた」
→2011/03/09 11:45:三陸沖、M7.3、最大震度5弱
→2011/03/11 14:46:東北地方太平洋沖地震、M9.0、最大震度7
もう一つ、日本の地震前兆だった例を。
2022/01/20:静止軌道の10Mev以上のプロトン粒子フラックスは1月20日6時20分UT頃から上昇を始め、20日8時0分UTに10PFUを超えてプロトン現象が発生した。
→2022/01/22 01:08:日向灘、M6.6、最大震度5強
「宇宙天気予報」サイトの予報では、下記の通りとなっている。
以上のようなデータは、本サイトの『リアルタイム地震前兆データ』のページで最新情報を参照できる仕組みにしている。
■エバーフレッシュ
次に、昨日の記事で書いた、うちのエバーフレッシュの葉が夜間も閉じない異常の件。
昨夜も発生したが、結局、下記の通りの地震が起きた
・2023/04/22 22:40:1号2号ほぼ全開。
・2023/04/23 22:30:1号2号ほぼ全開。
→2023/04/23 13:18:茨城県南部、M3.0、無感、80km
→2023/04/24 01:09:茨城県沖、M3.5、最大震度1、184km
→2023/04/24 09:53:駿河湾、M4.0、無感、130km
うちのラドン濃度の下降ぐあいを見ると、茨城県南部の後も揺れていないとおかしいと無感地震を調べたところ、駿河湾でM4.0が起きていた。
規模と距離からすると、こちらの方が強い前兆として出ていたのだろう。
■ナマジー
さきほど18:30に、ナマジーが電磁警告を発していた。
日々このブログを見ている方はご承知と思うが、というかあらゆる地震前兆データに共通することだが、観測点から距離が近いほど地震は小規模で終わることが多い。
また、これも共通していえることだが、単一の現象だけで地震前兆現象と判断するのではなく、複合的な要因を検討することが大切だ。
■明菜さんマガジン更新
明菜さんと私が共同で発行しているnoteマガジン『明菜の夢見るマガジン』で、昨日04/23に明菜さんからの情報を追記しました。
今回の追記分には、非常に衝撃的な内容が含まれています。
※AmazonGWセール明日5/25まで。