今日2/18に太陽で大規模なXフレアが発生したが、ちょうど2/20は新月で、しかも8つの天体が狭い範囲に集まる惑星集合が伴うため、世界的に大きな地震には何重にも注意が必要となる。
■Xフレア
太陽フレアの状態は常にチェックしていて、本サイト上の『リアルタイム地震前兆データ』のページで太陽フレア発生の状況がわかるグラフをリアルタイムで表示している。
このページは自分のための情報源でもあり、ここにある情報が地震予測の際に役立っている。
ここにあるリアルタイムの観測データにある通りで、今日02/18 04:38JSTに、X2.3フレアが発生した。
前回のXフレアは2/12 00:40JSTにX1.1フレアが発生していて、上記グラフの右端に書き入れている。
この時には2/13にケルマデック諸島でM6.1の地震が起きていた。
■3.11の前にも
Xフレアといえば、12年前の東北地方太平洋沖地震の前日2011/03/10にもX1.5フレアが発生していた。
現在は、Cクラスのフレアがずっと続いていて、西マサヤさんの言葉を借りれば「CベースでXフレア」が発生したわけだが、3年前のインタビューでは、「ベースがCまで上がったらダメ」と表現していた。
3.11の時にもそうだったと語っていた。
前回のXクラスがM6クラス程度で終わったとはいっても、次もその程度とは限らず、M7クラスの可能性もあるかもしれない。
あるいは、大規模な地震が起きずに終わる可能性もある。
いつも書いているように、太陽フレアなどの地震前兆といわれる事象自体が地震を引き起こすのではないと考えている。
■新月トリガー
では、今日明日中に国内で強めの地震が起きるかというと、明後日2/20が新月なので、その可能性を考えておくべきだろう。
しかも、今回が注意が必要なのは、下記の通り天体配置で「惑星集合」が起きていることだ。
10個の天体のうち、8個が60度くらいの狭い範囲内に集まる。
フッガービーツ氏もこのような惑星集合を重視して地震予測をしているようで、そのためにトルコ以降に東へ連鎖する可能性を示唆しているのだろう。
また、日本の地震予測サービスでも、有料コンテンツなので詳細は控えるが、「ブレイン地震予報」も「MEGA地震予測」も、「西日本」を警戒している。
2/6のトルコ・シリア大地震の後で、大陸のプレートの影響でオホーツク・アムール両プレート上の浅い震源で地震が起きそうだと書いておいた。
2/6のトルコ地震の後の西日本の地震を見ると、2/09熊本県熊本地方、2/10鳥取県西部、2/12豊後水道、2/14新潟県下越沖、2/17沖縄本島近海、2/17福岡県北西沖と、主にアムールプレート上の10~20kmの浅いところでM3~M4クラスの地震が起きている。
執筆などで多忙のため、トルコ→東方と大地震が連鎖した過去事例をまとめきれていないが、いずれnoteマガジンででも発表することにしたい。
※先日購入したieGeekの防犯カメラ、性能的には問題ないが、こちらで用意した端末の事情があって返品して、こちらの他社製品を注文した。