2/6のトルコ・シリア大地震を3日前に予測していたオランダのフランク・フッガービーツ氏が、次はアフガニスタン・パキスタン・インドあたりで大地震という噂が出回っているが、本人がそれに関してどう言っているかを紹介する。
また直近で日本を含めた他の地域でも起こり得る地震を予測している。
■トルコ地震の予測
フッガービーツ氏は、『India Today』の記者とのTwitter上の対話で、こうツイートした。
「私が2/3にツイートを投稿した理由は、私が行った調査に基づいていました。この調査は、この地域を襲った過去の致命的な地震に基づいていました。この日に幾つかの地震がこの地域で起きました。そこで私は、近いうちに強い地震がこの地域を襲う可能性があることを人々に警告する必要があると思いましたが、わずか 3 日後に地震が発生するとは思いもしませんでした」
また、M7.5位と予測したのは、この地域で過去に起きていた地震の調査による推定だとも語っている。
だが、惑星だけに基づいて正確な地震の位置を推定することは困難だとも言う。
このあたり、「占星術」や「占い」などとは全く異なる点で、また私の方法論でも基本的に地震が起きる位置まではわからない。
■アフガニスタンやパキスタンで大地震?
フッガービーツ氏はまた、最近のYouTubeで、アフガニスタン、パキスタン、インドあたりで大地震が続くようなことを示唆することを語っている。
だが、上記の記者との対話で、これらの地域で大地震が起きると明言したつもりはないと語る。
ただ、過去の大地震からの類推で、これらの地域で大きな地震が起きる可能性を示したまでで、必ず起きるというものではないという。
■手の内を読む
フッガービーツ氏は自分の地震予測手法の手の内を中々明かさない。
まず、よく言われるように「占星術」で地震予知しているわけではない。
あくまでも「占星術的方法論を一部用いている」ということだろうが、そういう呼び方も本人はされてほしくないかもしれない。
その点では、類似の手法を用いる私自身も同様だ。
その手法はというと、「太陽系の複数の天体が作り出す配置」によって地震を予測する。
それは、ちょうど私が太陽系の天体が作り出すアスペクト(角度)を重視するように、「幾何学的な配置」を重視している。
それ以上のことは、手の内を明かしてくれない。
■満月と大地震
フッガービーツ氏はまた、数日前にこのようにツイートしている。
・2023/02/14 18:52
2022年9月以降に起きたM7.5の地震5回中4回は満月の3日以内に起きていた。
これは満月だから起きたのではなく、致命的な天体配置の故に起きていた。
1/3 Since September 2022, 4 out of 5 M ≥ 7.5 # earthquakes occurred within 3 days of Full Moon, 3 of which within 1 day.
— Frank Hoogerbeets (@hogrbe) February 14, 2023
Not just because of the Full Moon, but because it synchronized with critical planetary geometry.
Geologist Jim Berkland also noted the role of the Moon.
USGSでリサーチすると、2022/09/01以降には確かにM7.5以上の地震が5回起きていた。
【満】2022/09/10 18:59:天体配置・メディエイション
【+1】2022/09/11 08:46:パプアニューギニア、M7.6、犠牲者10人
【満】2022/09/10 18:59:天体配置・メディエイション
【+1】2022/09/11 08:46:パプアニューギニア、M7.6、犠牲者10人
【-6】2022/09/20 12:05:メキシコ中部、M7.6、犠牲者1人
【新】2022/09/26 06:54
【満】2023/01/07 08:08:
【+2】2023/01/09 17:47UTC:インドネシア、M7.6
【満】2023/02/06 03:29:
【0】2023/02/06 10:17UTC:トルコ・シリア大地震、M7.8、犠牲者4万人以上
【0】2023/02/06 10:24UTC:トルコ南部、M7.5
このうち、9/20のメキシコ中部だけは新月の6日前に起きていたが、それ以外はすべて満月から3日以内に起きていた。
■2/16~18の予測
また、2/12 10:29には下記のように予測している。
これからの数日間で地震活動が活発化して2/16~18頃にM6クラス程度の地震が起きるかもしれない。
Some increased seismic activity may occur in the next few days, possibly low to mid 6 magnitude. From 16 to 18 February there is a high probability of very strong to major seismic activity, potentially reaching low to mid 7 magnitude, maybe larger.https://t.co/FUDgAF3FuQ
— SSGEOS (@ssgeos) February 12, 2023
そして2/16以降に、今日2/17 21:00時点でM6.0以上の地震が1回起きた。
2023/02/17 09:37:インドネシア、M6.1
まだ明日までに起きるかもしれず、またそれが日本ではないとも限らず、注視したい。
※最近の強盗で、日本刀を振り回したら逃げたという例があったが、自分も性格的にやられるだけは我慢がならず、そういう人向け?模造刀。