2/6のトルコ・シリア大地震は震源が浅い直下型地震だったために多大な犠牲者が出たが、過去に日本で同規模の直下地震が起きていたかというと、少なくとも2回起きていた。
これらの大地震の前に中東などを含めて大きな地震が起きていたかなどを調べて、地震連鎖の傾向を調べてみた。
また、私が『週刊アサヒ芸能』で取材された記事が『Asagei Biz』に掲載されたことと、直近で関東圏で地震がありそうな前兆があるので紹介する。
■犠牲者数
まず、トルコ・シリア大地震だが、今日のロイター通信などによると、2/23時点で両国を合わせて犠牲者が5万人を超えたという。
被災地には31万3000張のテントが設置され、10万戸のコンテナハウスが設置される計画とトルコ政府が明らかにした。
この5万人という犠牲者数でも、過去に世界で知られている大地震のうちのワースト10にも入らない。
過去のトルコの地震だけでも、12世紀以降に犠牲者数6万人以上の地震が3回ほど起きていて、うち2件がワースト10に入っている。
■濃尾地震
過去に日本で、内陸でM7.8以上の地震は、濃尾地震(1891)と大正関東地震(1923、関東大震災)の2回起きていた。
まず、濃尾地震の前後に世界と日本で大きな地震が起きていたかどうかは、20世紀以前はUSGSや気象庁の地震データがないため、わからない。
・1891/10/28 06:38:濃尾地震(現・岐阜県本巣市)、M8.0、最大震度7、深さ10km、犠牲者7,273人
当時は現在のような震度階級はなかったが、最も強く揺れた「激烈」の震度は、現在の福井県と愛知県で記録された。
■大正関東地震
もう一つの大正関東地震では、それに先立って内外で下記のような被害地震を含む大規模な地震が起きていた。
・1923/05/25 22:21UTC:イラン東部、M6.0、深さ15km、犠牲者2,200人
・1923/06/22 06:44UTC:ミャンマー東部、M7.3、深さ25km
・1923/07/13 20:13:九州地方南東沖、M7.3、最大震度4、深さ44km
・2023/09/01 11:58:大正関東地震、M7.9、最大震度7相当、深さ23km、犠牲者・行方不明者10万5385人
この時も、トルコからそう遠くないイランで、M6.0だが2千人以上の犠牲者が出た被害地震が起きていた。
以前から繰り返し書いているが、トルコやイランあたりの中東で大規模な直下型地震が起きると、東の方へ大規模な地震が連鎖することが多い。
この時も、3ヵ月前のイラン地震から東へジワジワと震源が移って行っていた。
フランク・フッガービーツ氏も、同様にそのあたりまで過去の地震データを解析して、東へ連鎖すると予測しているのだろうか。
このような例もあるので、トルコ・シリア大地震の後では、少なくとも2~3ヵ月後の5月上旬頃までは日本周辺でも大きな地震に注意が必要だろう。
その意味では、4月以降は日食・月食・スーパームーンのラッシュが秋まで続き、その意味でも世界的に大きな地震や火山噴火に要注意な期間となる。
■『週刊アサヒ芸能』3/2号
2/21に『週刊アサヒ芸能』に掲載された私が取材された記事が、昨夜『Asagei Biz』に掲載された。
下記ページで、2つに分けて掲載されている。
◎予知研究家が教える「大地震」アブない前兆10(1)トルコで異様な鳥の群れ
◎予知研究家が教える「大地震」アブない前兆10(2)黒潮の動きで南海トラフに備えよ
この2本の記事、昨夜掲載されたのが、既に「人気記事」の6位・7位に入っている。
好評ならば、またお呼びがかかるかもしれない。
というか、これからは積極的にメディアにネタ出しして行くことにしたい。
■今日の前兆現象
今日2/24は18時頃に異様な眠気があり、仕事にならずに夕食前にしばらく横になっていた。
昨夜は十分に睡眠をとったのに、いわゆる「眠気体感」だろうか。
また、19:00頃からは強烈な耳鳴りに気づいた。
耳鳴りというのは、どんなに強くても作業に集中していれば気づかないもので、横になったタイミングで気が付いた。
ラドン濃度は上昇中で、関東圏で地震があるとすれば明日以降になるかもしれない。
■夢求三昧ブログ
今日は久々にブログ更新して、「【防犯】空巣や強盗の撃退に必須な防犯カメラ+動体検知ライト~こういう機能があれば安心~実際の使用例も」という記事を書いた。
先日購入した最新式の防犯カメラの機能などを紹介している。
※サルちゃんが花粉症を再発したようで、切らしていた『釈迦の霊泉』を注文した。
また、ビタミンDも飲むように言っておいた。
経験的に、この2つで万全。