昨日発行の『週刊アサヒ芸能』3/2号に私が取材された記事が掲載されたが、過去に4回取材された記事の後で、対応する大地震などが起きたかどうかを振り返り、私が提供した情報が少しでも役に立ったかどうかを調べてみた。
■過去の被取材記事
過去に『週刊アサヒ芸能』などで取材された記事は、下記の『百瀬直也の執筆作品・被取材記事・出演番組など』のページでまとめている。
『週刊アサヒ芸能』では、昨日発行の号も含めて、過去に2017年6月以降に5回取材されていた。
この週刊誌は、地震ものを好んで掲載するようで、それでお呼びがかかるのかもしれない。
■2017年6月
『週刊アサヒ芸能』(徳間書店)2017年6/29号「大分・謎の「地割れ81カ所」が引き起こす西日本巨大地震!」で取材され、コメントが掲載された。
この頃、2017年5月下旬から大分県豊後大野市で発生した地割れは81カ所に及び、その後1年たっても住民は避難状態が続いた。
この時に、アサ芸の取材で、大分県の地割れのことを聞かれて、地震とは関係なさそうだと答えた。
だが、もしかするとこの地震だったのかもしれないというのは、ある。
2017/07/02 00:58:熊本県阿蘇地方、M4.5、最大震度5弱、深さ11km
地割れが起きていた大熨からの距離は、約17kmと近場だった。
ただし、この地震を挙げたのは可能性としてであって、実際のところはわからない。
■2017年7月
その翌月、『週刊アサヒ芸能』7/13特大号の記事「静岡 伊東沖の群発地震は富士山噴火の前兆だ!」で取材され、私のコメントが掲載された。
編集部が提示したネタにコメントしたもの。
もちろん、その後に富士山の噴火はなかった。
だが、この時に話題に出した、千葉県沖でメガマウスが捕獲されたケースがあった。
2017/05/22:館山市沖の定置網にメガマウスがかかる。
生きたままの生体の捕獲は稀なケース。
メガマウスなどの深海ザメの地震前兆事例は多いが、この時には該当する地震は起きなかったようだ。
強いていえば、メガマウス出現の同日に、下記の地震が起きていた。
2017/05/22 12:25:新島・神津島近海、M4.5、最大震度2、距離60km
距離は近いが小規模なので、世間的には説得力に欠けるだろうが。
■2018年1月
翌年、『週刊アサヒ芸能』1/18新春特大号の特集「2018年がわかる『激動の核心』」の「天変地異」の項で取材され、コメントが掲載された。
この年は地球の自転速度が減速することにより大地震のリスクが高まるということをコメントした。
では、その年に大きな地震はどれだけ起きていたかを以下に示す。
凡例:【日】日食、【S】スーパームーン
【日】2018/02/15 20:52UTC:部分日食
【0】2018/02/16:メキシコ、San Pedro Jicayan、M7.2
【+9】2018/02/25:パプアニューギニア地震、Mw7.5、犠牲者160人。
【S】2018/06/14:新月 6/15最接近359499km
【+4】2018/06/18:大阪北部地震、M6.1、震度6弱、犠牲者6人。
【-6】2018/08/05:ロンボク島地震、Mw6.9、犠牲者381人。
●TOCANA警告
【日】【S】2018/08/11 09:47UTC:部分日食
【-4】2018/09/06:北海道胆振東部地震、M6.7、最大震度7、犠牲者42人。
【新】2018/09/10 03:10:
【満】2018/09/25 11:52:
【+3】2018/09/28:スラウェシ島地震、Mw7.5、犠牲者2113人、行方不明者1300人~5000人。
怒涛の2018年だった。
過去100年間で、M6.0-M6.9の地震は1年に10回の頻度で起きていた。
対して、2018年にはM6クラスの地震は134回起きていた。
また、M7.0-7.9の地震は1年に11回の頻度で起きていた。
2018年には、M7クラスは17回も起きていた。
世界的に被害地震が目立つ年だった。
やはり自転速度の影響があったのだろうか。
■2022年1月
そして最近では、昨年2022/01/04(火)発行の2022年1/13号で取材された。
この記事は「アサ芸プラス」に掲載されなかったようで、手元に記事がないが、新年号の大特集「ニッポン激震2022年の「核心証言」」の「天変地異」の項目で、コメントした。
この時の私のコメントは、冬眠中の大地震の生物の前兆事例として、ウシガエルが目覚めて息絶えていたといったことをコメントした。
この年の被害地震としは、内外で下記の2件の地震があった。
2022/03/16:福島県沖地震、M7.4、最大震度6強。犠牲者3人。
2022/11/21:インドネシア、ジャワ島西部地震、M5.6、犠牲者272人。
■執筆記事と被取材記事
■明菜さんマガジン
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2月版を更新しました。
※昨日発行の『週刊アサヒ芸能』3/2号、早くもkindle unlimitedに登録されていた。
ただし、下記のInstagram投稿でも書いているように、あくまでも「レンタル」なので。