【火山噴火】富士山噴火はいつ起こるか?「いつ噴火しても不思議ではない状態」~過去には年末年始に多発していた

2023/01/04

火山噴火 災害 富士山

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文春オンラインで、富士山噴火の時期について書かれた記事が掲載され、「いつ噴火しても不思議ではない状態」との専門家のコメントがあるが、過去の研究から、どのような条件のもとで噴火する可能性があるのかを見てみたい。


■富士山が「噴火する日」

これから紹介する文春オンラインの『「いつ噴火しても不思議ではない状態」約300年の休止期間を経て…富士山が「次に噴火する日」は予知できるのか』と題した記事は、2022/11/07発売のムック『文藝春秋オピニオン 2023年の論点100』に掲載されたもの。

執筆は、地震学者の島村英紀氏。



富士山は1707年の宝永大噴火以降は300年以上も沈黙を守っている。

これは富士山の長い歴史から、異例の休止期間であり、こういう場合はその後に大規模な噴火を起こすことが多かった。


富士山が永久に噴火しないことはあり得ず、火山学でいえば、富士山は「いつ噴火しても不思議ではない状態にある活火山」なのだという。


だが、それが「いつ」起きるかを予知することは科学では不可能だと島村氏はいう。


■噴火の傾向

「予知」は難しいとしても、可能な限りの情報を収集して過去の噴火の「傾向」を探ることは不可能ではない。

以下に、過去の富士山噴火と前後に起きた大地震などの時期を示すが、私が「大災害シリーズ」と呼んでいる期間に発生したものは、仮につけたシリーズ名称を付記する。


◎延暦期

【新】0781/07/26:

【+5】0781/07/31:富士山噴火、VEI5。

【南海】797年08月14日:南海トラフ地震があった可能性

---

◎特になし

【富士山】800年06月~802年:(旧暦)3月14日から4月18日にかけて富士山延暦大噴火

【富士山】802年01月08日:富士山噴火。火山爆発指数:VEI3

---

◎貞観期

863年7月6日:越中・越後地震、圧死者多数、記録は疑わしいとする見解もある。

【-6】0864/07/02:富士山・貞観大噴火

【新】0864/07/08:

【南関東】878年10月28日:相模・武蔵地震、M7.4、犠牲者多数。

【南海】887年8月22日:仁和地震(全域説)、M8.0〜8.5。

---

◎特になし

【満】0937/12/20

【+3】0937/12/23:富士山噴火。

---

◎特になし

【満】1033/01/18

【+1】1033/01/19:富士山噴火。

---

◎永保期

【-3】1083/04/17:富士山噴火 『扶桑略記』による。

【新】1083/04/20

【南海】1099年02月16日:康和地震、M6.4~8.5。

【浅間山】1108年:天仁大規模噴火。火山爆発指数:VEI5。

---

◎特になし

【新】1435/01/29

【+1】1435/01/30~1436/01/18:富士山噴火

---

◎永正期

1510/09月11:摂津・河内地震、大阪、M6.5~7.0、死者多数。

【噴火】1511/xx/xx:富士山噴火

【近畿】1520年03月25日:永正地震、M7.0~M7.7。紀伊・京都。

---

◎宝永期

【南関東】1703年12月31日:元禄地震、M8.1~8.2、犠牲者4,900〜2万人以上。

【浅間山】1706年噴火

【エ】1707~1709年(3年間)

【日】1707/10/25 23:30:部分日食。

【+3】【南海】1707/10/28 :宝永地震(南海トラフ全域)、M8.4〜8.6、死者4,900~2万人以上。

【+4】1707/10/29:宝永富士宮地震、M7.0、死者4人。

【S】1707/12/09 07:26UTC:満月

【+6】1707/12/16:富士山宝永大噴火

---【エ】---



まず、自説通りに、噴火した日は満月・新月に「引っ張られている」ように思われる。

そして、発生日を月別に集計すると、以下のようになる。


01月:3回

02月:0回

03月:1回

04月:1回

05月:0回

06月:0回

07月:2回

08月:0回

09月:0回

10月:0回

11月:0回

12月:2回

計 :9回


このように、計9回中5回が12月~1月に発生していた。

「たまたま」そうなったとは考えにくい、かなりの偏りがある。


多くは、秋から冬に噴火していて、9回中7回と集中していた。

通常、日本の火山は夏に噴火することが非常に多いが、どうも富士山は例外的であるようだ。


また、9回中4回は、同じ大災害シリーズ中に南海トラフ巨大地震も発生していた。

また、南関東(首都)直下地震も9回中2回起きていた。


つまり、いつも書いているように、富士山噴火・南海トラフ巨大地震・南関東直下地震のいずれかが起きた後は、その後に他の2つも比較的近いうちに続く可能性が高いと考えておくべきなのだ。


■耳鳴り体感

今日は夕方から2回、圧がかかった耳鳴りがあった。


2023/01/04 17:47:右耳で圧がかかったピー音の耳鳴りが10秒間→金属音的耳鳴りが続く。

2023/01/04 17:52:右耳で圧がかかったピー音の耳鳴りが数十秒間


また、午後には羽夢菜がガリガリと脱出を試みていた、


うちの大気ラドン濃度も、1/2の13から上昇してきて、今日15時から20時現在まで、25とピークに達している。

下降を始めると、関東圏でそれなりの規模の地震があるかもしれない。


■夢求三昧ブログ

今日から数回にわたり、「おみくじの話」として連載を始めた。


『【聖地巡礼】おみくじの話(1):正月の江島神社と横濱媽祖廟の結果を考える~「末吉」の本当の意味』




※サルちゃんに買ってあげたNIKEの「エア マックス フュージョン」。

エアが歩いていて足への負担が軽く気持ち良いそう。



昨日、江ノ島・横浜聖地巡礼の終わりに食べた、横浜中華街の「北京烤鴨店」、北京ダック時間無制限食べ放題で味も文句なしだった。



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