昨日1/22に神奈川県横須賀市沖の東京湾にイルカの大群が現れたが、これで今年に入って東京湾上でトド・クジラ・イルカと出現が続いたが、これが地震前兆現象である可能性を過去事例を元に検討する。
■イルカ
昨日1/22正午ごろ、神奈川県横須賀市の東京湾で釣りをしていた高校生が、イルカの大群を目撃して動画に収めた。
目撃した別の男性は、「正確に数えていないが、100頭近くいたのではないか」と語る。
高校生が撮影したYouTubeの動画を載せておく。
東京湾では、1/15にトド、1/19にクジラが出現して話題になっている。
■イルカの前兆事例
近年の神奈川県に出現したイルカの事例では、その後に下記のように地震が続いている。
・2020/12/15:小田原市沖、100頭位
→3日後:2020/12/18 18:09:伊豆大島近海、M5.1、最大震度5弱、72km
・2021/05/15:横須賀市・猿島付近、カマイルカ
→23日後:2021/06/07 03:11:千葉県南東沖、M5.1、最大震度3、94km
■地震前兆は非常に多い
今回の出現は地震前兆だと決めつけられないが、過去にイルカの前兆事例は非常に多い。
単に、他の海洋生物と同様に海水温の異常などで通常の生息海域ではないところに流れついてしまったのか。
そうではなく、これら全てではなくても一部が大きな地震の前兆であるとすれば、注意が必要だ。
一つには、この時期に毎年のように起きている福島県沖のM7クラスの地震などが思い浮かぶ。
直近では昨日のスーパームーントリガーが要注意だが、その後もラニーニャ現象が続く冬の間くらいまでは注意することにしたい。
■ばけたん点滅
※今月出版したAmazon Kindle本。
残念ながらイルカは扱っていないが海の生き物などの動物異常行動も紹介している。