昨年末に神奈川県の2か所で、60年から120年に一度咲くといわれるタケの花が咲いたという報道があり、過去の地震前兆現象の可能性がある事例も含めて紹介する。
■タケの開花
日本では古くから、竹の花が咲くのは、天変地異など何か不吉な出来事の前触れではないかなどと言われてきた。
ただし、昔から大地震の前兆のような実例が多くあったわけではない。
今回は、昨年12月に神奈川県で見られたタケの開花事例を紹介する。
まず、昨年2022/12/16に川崎市緑化センター内で開花が発見された。
同園の職員は「120年に一度しか咲かないといわれるほど珍しい。園内でもここ10年は見たことがない」と話す。
もっとも、60年に一度とか120年に一度と言われるのは、はっきりした根拠がなく、以前からそう言われていただけのようだ。
次に、鎌倉市十二所では、日付は不明だが昨年末に里山の畑に生えたタケの花が咲いた。
■過去の前兆事例
これまで収集したタケの開花事例の後で国内の近場で大きな地震が起きた例は、そう多くはない。
可能性があるとする事例を抽出すると、下記の3件だけが残る。
うち2件は2018年5月の大阪市と愛知県のケースで、翌月の大阪府北部地震の前兆だった可能性があるとして挙げている。
特にこの「うめきたUMEDAIガーデン」の開花事例は、21日後に24kmのごく近場で大きな被害地震が起きたケースとして、無視できないだろう。
もしこの事例がなかったら、竹の開花と地震の関係など、もうさっさと無視して他のことを研究していたかもしれない。
神奈川県というと、今日は神奈川県西部でM4.1、最大震度3の地震が起きたばかりで同県民はビクっとしたかもしれないが、この程度の地震でビクビクしていたら身が持たない。
今年は大正関東地震から100年目になるが、自説では首都直下地震は「今すぐ」には起きない可能性が高い。
こういうことは全て、私のnote定期購読マガジン『大地震・災害前兆ウォッチマガジン』の方で逐一報告しているので。
ちなみに、1/2発行の号では、1/9に要注意な天体配置ができるということで警告していたが、実際1/8にバヌアツM7.0、1/9にインドネシアでM7.6の地震が起きた。
今後1月に要注意な期間も、この号で示している。
■強烈な耳鳴り
今日の1本目で書いたが、午前中から非常に強い耳鳴りが続いていて、12:19の神奈川県西部M4.1の体感だけではなかったようだ。
強い金属音的な耳鳴りが続いていて、少なくとも関東圏はまだ地震が続きそうだ。
大気ラドン濃度も、昼に書いて以降は23まで下降して、20時に至っている。
太陽Xフレアなどもあるので、週末までは諸々注意を。
※上の子供2人が使っているローテーブルを遥梛も欲しいというので、大好きな青系の色を買ってあげた。
ちょっと遊んだりするのに便利。