12/12:12/10~11にチリ・ラスカル火山とグアテマラ・フエゴ山そして諏訪之瀬島で噴火が発生し、メキシコではM6.0の地震が起きたが、12/08の満月の影響だったようで、今後も満月トリガー期間を過ぎても天体配置から要注意期間が続いているので日本も注意が必要となる。
■諏訪之瀬島噴火
まず、12/10に鹿児島県十島村・諏訪之瀬島の御岳で噴火が3回起きた。
噴煙の高さは1400mで、大きな噴石が最大100mほど飛んだ。
噴火警戒レベルは「3(入山規制)」となっている。
■ラスカル山噴火
次に、同じ頃にチリのラスカル火山(ラスカー山)が噴火した。
2022/12/10:チリ・ラスカル火山噴火、噴煙高さ6000m
チリ北部、アンデス山脈にある標高5592mの活火山。
最後の噴火は2013年4月に起きていた。
今回の噴火では、噴煙が高さ6000mまで達する大噴火となった。
火口から5km圏内は立ち入り禁止となった。
■フエゴ山噴火
そして、中米グアテマラのフエゴ山の噴火。
2022/12/10~11:グアテマラ・フエゴ山噴火
火山灰は風に乗り首都グアテマラに到達した。
標高3763mで、中米で最も活発な火山の一つ。
20年前からは、毎年のように噴火している。
2018/06/03の噴火では、火砕流で200人以上が亡くなった。
1年後の6月上旬に再度噴火している。
【噴火】2019/06/05:中米グアテマラ、フエゴ山
このような巡りというのは、大地震よりも火山噴火でよく見られるようだ。
■メキシコ
そして、メキシコの地震。
2022/12/11 23:31JST:メキシコ南部内陸、M6.0
報道されていないところを見ると、被害はなかったのかもしれない。
■北米・南米で起きていること
今、北米と南米で起きていることを地図にまとめると、わかりやすい。
11月下旬以降に世界で起きた大地震・噴火をまとめて、満月・新月との関係を示すと、以下のようになる。
【-3】2022/11/21:ジャワ島西部地震、Mw5.6、犠牲者272人
【新】2022/11/24 07:57
【+4】2022/11/28:ハワイ・マウナロア火山噴火
【+6】2022/11/30:福島県沖、M5.1、最大震度3
★★★2022/12/03~12/28頃に大地震に要注意
【-4】2022/12/04:イタリア・ストロンボリ火山噴火
【-4】2022/12/04:東ジャワ・スメル火山噴火
【新】2022/12/08 13:08
【+2】2022/12/10:チリ・ラスカル火山噴火、噴煙高さ6000m
【+2】2022/12/10:グアテマラ・フエゴ山噴火
【+3】2022/12/11:メキシコ、M6.0
直近では、環太平洋の東側で地震・火山活動が活発になっている。
北米大陸でも地震が多いようで、これが西側に連鎖するかどうか様子見となる。
更に今後のことをいうと、夏至・冬至の前後には大地震が良く起きるのと、12/23の満月はスーパームーンとなるので、今年いっぱいは気が抜けない期間が続きそうだ。
■夢求三昧ブログ
同じ南米の話題ということで、地震噴火とは全く関係ないが、ナスカの地上絵が新たに発見されたことを『夢求三昧ブログ』で紹介している。古代ナスカ文明の滅亡の原因についても書いている。
『2000年前のナスカの地上絵168点新たに発見~ナスカ人は森林伐採の自然破壊と「戦い」で滅亡した?』
※『南海地震は予知できる―地震が残した証拠品』いよいよAmazon古書が数冊。
しかも最後は私も手が出ない価格。
メルカリでも当然なく、自費出版で再版は無いだろう。
南海トラフ巨大地震の前兆現象のすべてがわかる。