今日は久しぶりに「無人チャイム」が何度か鳴って、外に出ても誰もいなくて、普通ならばホラー系だが長年の経験で、これがあるt関東圏で翌日あたりまでに地震が起きることが多く、過去の事例も含めて紹介する。
■「無人チャイム」
まず、うち以外の他のお宅では、うちと同様に「無人チャイム」が鳴ることなど、あまり無いだろう。
なぜうちで良く起きるのかというと、「確信犯」的な経緯がある。
2016年に、2階屋につける玄関チャイムをAmazonで探していて、誰も押していないのにチャイムがよく鳴るというので批判的レビューが数件書かれていたのだ。
それで「これだ!」と思った。
故・池谷元伺大阪大名誉教授の著書で、電気製品の地震前兆現象の一つとして「無人チャイム」があることを読んでいたのだ。
『【緊急改訂】大地震の前兆 こんな現象が危ない (プレイブックス) 』
上記の本で、無人チャイム自体が書かれていなかったかもしれないが、さまざまな電気・電子製品の誤動作の例がイヤというほど紹介されている。
これらは、地震の前に地下で発生するパルス電磁波がが地上に伝搬して電気製品の誤動作を起こすためと池谷氏は解説している。
■リーベックスのチャイム
それで、普通の人ならば避ける製品を、地震前兆研究家として見逃せないと思って、即購入した。
リーベックスという広く使われているメーカーのX810という製品で、2千円くらいだった。
現在も販売されていて、同じものを店舗などでも見かけることがある。
当初は親機1台と子機1台のセットで購入した。
その後に、3回ほど受信機を買って増設した。
そして現在は、1階の玄関、2階の2室に計3台、受信機を設置している。
リーベックスのチャイムで、この受信機だけAmazonブラックフライデーのセール価格となっている。
今21:30で、あと数時間で終わりだが。
■無人チャイムが鳴った
今日はこれまでと異なる部分があり、3台設置している受信機のうち、2階寝室の受信機だけ鳴った。
いずれも寝室の受信機だけ鳴った。
他の家族は留守で、2階ほど玄関に降りて行って、誰もいなかった。
もし誰かがチャイムを鳴らして、すぐに出て行ったとしても、門を開閉する音が2階まで届くので、わかるはずなのだ。
そのため、これは山岸涼子さんの実話漫画あたりに出てくる「幽霊さん」の仕業か、地震前兆か、または他の環境電磁波が悪さしたといったことが可能性として考えられる。
あるいは、あり得るかどうか不明だが、上空を飛行する航空機による電磁ノイズの干渉とか。
そういえば、最近は横田基地かどこかわからないが、ごく頻繁に航空機が上空を飛行して、朝から夜まで重低音が響いている。
無人チャイムに限らず、ある事象を地震前兆と決めつけず、さまざまな可能性を考慮することが重要だ。
■今年の事例
今年になって、無人チャイムは下記の2回起きていた。
その下に、対応するかもしれない地震を示す。
2022/01/31 15:35:1回
2022/01/31 18:00:千葉県北西部、M3.5、最大震度2
2022/02/01 04:34:神奈川県東部、M3.8、最大震度3
2022/10/29 20:45~:8回、21:10~:1回
2022/10/29 21:34:茨城県沖、M3.2、最大震度1
2022/10/30 04:46:八丈島東方沖、M4.8、無感、464km
たとえば10/29の例では、八丈島東方沖よりも小規模でも近場の茨城県沖の方が可能性としてあるかもしれない。
■昨年以前の事例
他にも、2016年12月にリーベックスのチャイムを購入して以来、無人チャイムが鳴った際にExcelで記録するようにした。
今回は、それらすべてを紹介できないが、特に地震前兆の可能性があると考えられる例を下記のExcelの表で示す。
このように、多くの場合は当日(遅延の列が「-」となっている)から翌日に数十キロから百キロ台の距離でM3~M5クラスの地震が起きることが多い。
このような無人チャイムが地震前兆だとして、一般の方々が導入するのは問題があるだろう。
たとえ本人が導入しようと思っても、家族の反対に遭うだろうから。
上記の例にあるように、時期的に1日に何度も無人チャイムが鳴ることがあれば、この1~2年のように、ごくたまにしか鳴らないこともある。
その違いは、現時点ではわからない。
時には、チャイムではなく早朝に音楽が流れることがあり、これが数日間続くこともあるが、なぜ設定していない曲が流れるのかは謎で、それこそ心霊的原因を考えたくもなる。
■今日の前兆現象
今日の別記事で書いたように、朝から強い金属音的な耳鳴りが続いている。
今日は岩手県沖M4.0の1回しか地震が起きていないが、要注意の天体配置が続いていることや無人チャイムもあり、また柿岡の小磁気嵐も起きたため、特に茨城周辺は注意が必要だ。