3日前からフィジー諸島とトンガでM7クラスの地震が起きていて、今日もフィジー諸島でM7.0の地震が発生したが、また、過去2年ほどのM6クラス以上の地震はフンガトンガ海底火山を囲むように起きていて、そうなるとまた海底火山の活動が活発化する可能性を検討しなければならない。
■フィジー諸島M7.0
まず、今日フィジー諸島で起きた地震の位置は以下の通り。
USGSではM7.0だが、他の機関ではM6.7などの規模となっている。
前日には、その東方のトンガでM7.3の地震が起きていた。
また、11/09にもフィジー諸島でM7.0の地震が起きた。
11/04にメキシコ沖でM6.1の地震が起きたが、これは皆既月食の4日前で、既に月食トリガー期間に入っていた。
そして警告していた通りに、世界各地でM6クラス以上の地震が多発した。
日本ではM5クラスになるが、今日までに3回起きていた。
以下に、皆既月食の前後に起きた海外M6.0以上、国内M5.0以上の地震を示す。
【-4】2022/11/04 19:02:メキシコ沖、カリフォルニア湾、M6.1
【月】2022/11/08 皆既月食
【+1】2022/11/09 05:27:ネパール、M5.6、犠牲者あり
【+1】2022/11/09 17:40:茨城県南部、M5.0
【+1】2022/11/09 18:51:フィジー諸島、M7.0
【+3】2022/11/11 19:48:トンガ、M7.3
【+4】2022/11/12 02:32:沖縄本島近海、M5.2、最大震度1
【+4】2022/11/12 03:03:小笠原諸島西方沖、M5.0、最大震度1
【+4】2022/11/12 16:09:フィジー諸島、M7.0(M6.7)
【?】2022/11/xx xx:xx:?
そして、これで終わりではなく、まだ週末あたりは大きな地震が続く可能性がある。
今回は、皆既月食トリガーだけでなく、不穏な天体配置が続くこともわかっていたので、メルマガやnoteマガジンで注意喚起していた。
■フンガトンガは大丈夫か?
こうなってくると、今年1月に超大規模噴火を起こした海底火山、フンガトンガ・フンガハアパイの存在が無視できなくなってくる。
以下に、昨年11月からの同海底火山と日本を含めた世界の地震・噴火を時系列にまとめる。
月齢も示すが、現在と同様に12/04にも皆既月食が起きていた。
HTはフンガトンガの略。
【-5】2021/11/29 21:40:鳥島近海、M6.4、最大震度2
【月】2021/12/04 16:43:皆既月食
【0】2021/12/04PM:東ジャワ・スメル山噴火、犠牲者39人
【+5】2021/12/09 11:05:トカラ列島近海、M6.1、最大震度5強
【満】2021/12/19
【+1】2021/12/20 09:35(UTC+13h):HT噴火、噴煙高度15km
【S】2022/01/02 03:34:新月
【+1】2022/01/03 18:46:台湾付近(花蓮沖)、M6.3、最大震度2
【-4】2022/01/14 04:00(UTC+13h):HT噴火、噴煙高度18-20km
【-3】2022/01/15 17:00(UTC+13h):HT噴火、噴煙高度16000km、VEI5
【満】2022/01/18 08:49
【+4】2022/01/22 01:08:日向灘、M6.6、最大震度5強
つまり、この時も皆既月食トリガーをきっかけに一連の大地震やフンガトンガの火山活動が始まっていたように思えてくる。
■フンガトンガ
海底火山フンガトンガ・フンガハーパイの位置は、太平洋プレートが西側のトンガプレートに沈み込んでいる地帯にある。
そのことは、下記の過去2年間ほどの地震の震源とフンガトンガの位置からもわかるだろう。
プレート沈み込みの一帯に、昨年1月頃から起きたM6クラスの地震の震源が直線状にズラーッと並んでいる。
以上、あくまでも可能性としてだが、火山活動の再開を注視したくなってくる。
■今日の前兆現象
まず、ハムスター運動量は、昨日2585回から今朝は2907回と、少し増えた。
植物前兆は、9:00にエバーフレッシュ1号が葉が全閉じ、2号が三分閉じ。
ただし1号は葉の一部が茶色く変色して、元気がないせいかもしれない。
シロバナネムノキは、昨夜は1輪開花で、今夜はこれからも含めて1~2輪開花するかもしれない。
体感は、11/08からの強い頭痛による予測期間中。
また昼頃から金属音的な強い耳鳴りが続いている。
ラドン濃度は、深夜に15→05時に16→19時に15と、一旦上昇してまた下降し始めた。
また昼からばけたん点滅も多く、今夜か明日に関東圏で対応する地震がありそうだ。
今週末はまだ大きめの地震に注意を。
※防災用の備蓄というと真っ先に非常食という人が多く、優先順位は「生き残ること」→電気という専門家の認識と大きくズレている。