今朝の1本目で紹介したトルコのM6.1(またはM5.9)の地震は、震源が浅く市街地を襲った直下型地震だったため負傷者など被害地震となったようだ。
昨日のジャワ島M5.6の200人以上が犠牲となった地震に続いて、2つの地震の被害状況を動画で紹介するが、日本でも今後の首都直下地震を考えるにあたり参考になる部分は多いだろう。
■地震発生時の様子
震源はトルコ黒海地方デュズジェ県の同名の都市デュズジェ(Zuzce)の西約16km。
トルコ西部の同国最大の都市イスタンブールから東へ約165kmほどのところ。
震源付近は市街地で、2kmほど西方には病院もある。
下記の写真はデュズジェの中心部あたりで、かなり人口が多そうな繁華街だ。
■未明に起きた地震
発生時刻は2011/11/23 01:08UTC。
トルコ時間はGMT+3で、日本時間から-6hとなる。
現地時間では04:08の未明に発生した地震だった。
たとえば日本だと、東京駅が震源だとして起点に西へ16kmだと、世田谷区あたりになる。
深さ10kmの直下型地震であり、デュズジェの中心部でも大きく揺れたはずだ。
たとえば日本でも、以前に私が調べて公開したように、大地震は夜間に起きるケースが多い。
そのため、1995年の阪神・淡路大震災などもそうだったが、就寝時を地震が襲い、被害の程度は昼間よりも深刻となる。
下記のYouTube動画の前半部でトルコ地震の発生時の状況が紹介されている。
地震で起こされた住民や、早朝のニュースを報じていた女性アナウンサーが地震で動揺する姿も映っている。
その後の古い映像は過去のM7クラスのトルコの地震のもので、混同されないように。
■ジャワ島地震
上記の動画の1分経過後頃からは、昨日のジャワ島のM5.6の地震の状況が紹介されている。
やはり木造の建物などでは、倒壊して悲惨な状況となっている。
また土砂崩れの様子も映されている。
これで崩れ落ちた家屋もあるようだ。
日本も同じだが、山沿いの傾斜地に住むリスクは大きい。
今朝の記事で紹介した、倒壊した学校も映されている。
70%の生徒が亡くなったと校長のような男性が語っている。
ジャワ島とトルコの地震はM5~6クラスと比較的小規模だが震源が浅い直下型地震であり、このような被害地震となってしまった。
いつか起きる首都直下地震では、震源な規模によってはこの程度では到底収まらず、首都圏に住むわれわれにとってはその時に備えて、十分なシミュレーションをしておくべきだろう。
これはあまりはっきりとは言えないが、政府や自治体が大地震の被害想定を「ありのままに」人々に知らせているかというと、そうとも限らないといった情報が私のもとに届く。
人任せにぜず、自分たちを守るのは自分たち以外にいないという心構えを持っておくべきだろう。
■今日の前兆現象
ラドン濃度は、降雨中のためアテにならない。
1本目で書いた昨日からの頭痛だが、夕食後に頭痛薬を飲んでも20:20時点でまだ収まらず、薬が効かないようだ。
・2022/11/22:14時頃から頭痛が始まり横になり、夕食後に収まる。「頭痛ーる」では通常。→2022/11/25~26
・2022/11/23:起床時から頭痛でコーヒーを飲んで一時は収まるが午後にまた強くなり、夕食後に頭痛薬を飲むが収まらず。「頭痛ーる」では昨夜からの「やや注意」から9時以降に「警戒」。→2022/11/26~27
このため、今日はこの記事で最後にして、横になって休むことにしたい。
■『夢求三昧ブログ』
2年前に開設して事情があって休止状態だった『夢求三昧ブログ』、今日本格的に始動した。
今後は、『探求三昧』に次ぐメインブログとして、地震災害以外のことをジャンルを絞らずに何でも書いていきたい。
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