昨日11/5は「世界津波の日」だったが、まだ書き足らないことがあるということで、特に首都圏で大津波の被害が懸念されるエリアを見直すことにする。
また、このことは忘れてはならないという過去の私2つの「幻聴」についても書くことにしたい。
■「大津波が来る駅」
まず、4年前の『東京経済ONLINE』の記事だが、2018/05/31の『首都圏「大地震で大津波が来る駅」ランキング』があり、その内容を検討する。
この記事は、地形散歩ライターという人が書いたもの。
ここでは、首都直下地震などで関東で大地震が襲って津波が押し寄せてきた際に、南関東の東京都・千葉県・神奈川県のうちで、どのあたりが最も危険度が高いかを検討している。
東日本大震災での甚大な津波の被害の後で、南海トラフ巨大地震などにより津波の被害が予想される地域では、防災意識を高めることを呼びかけて、地方自治体やメディアが話題としている。
それに比べて、首都圏では津波への認知度が低いと筆者は書いている。
そこで、上記3県の鉄道駅で、津波ハザードマップをもとに、津波の危険性を考慮し、独自の順位付けを行った。
■津波想定高ランキング
その結果として、32の駅が2ページにある「首都圏鉄道駅 津波想定高ランキング」と題した表にまとめられている。
これを見ると、殆どの駅が神奈川県内にあることがわかる。
わかりやすいように、マップ上にプロットしてみた。
特に集中しているのが、川崎・鎌倉・藤沢・横須賀あたりだ。
いずれも人口密集度が高く、実際に津波に襲われたら大変な被害が生じるだろう。
■「まぼり つなみ」「さがみ」
このマップを眺めていて、「まぼり つなみ」と「さがみ」の言葉を思い出した。
いずれも、私がかつて「幻聴」として聞こえてきた言葉だった。
まず、2012/01/03朝に、寝床でまどろんでいて、「まぼり つなみ」という言葉が浮かんだ。
その意味するところは、即座にわかった。
神奈川県・三浦半島の馬堀海岸に津波が押し寄せるということだ。
それまでに何度も、三浦半島聖地巡礼として、走水神社を訪れた。
今では、その御祭神である日本武尊と弟橘媛命を神棚にお祀りしている。
いずれも、ダウジングによる指示によるものだった。
次に、2013/03/06の朝に、聖地巡礼として訪れた平和島(東京都大田区)の美原観音で地震鎮静の祈りをしていて、「さがみ」という声が聞こえた気がした。
つまり、神奈川県の、特に横須賀市馬堀町あたりに津波が押し寄せる危険性があるので、気を付けろということではないか。
■馬堀海岸
上記のマップで「馬堀」の位置を示しておいた。
また、馬堀町と走水神社がある神奈川県横須賀市の津波ハザードマップを見ると、下記のようになっている。
この図の凡例にある色で塗られた海沿いの地域が、津波に注意を要するところだ。
この図に、私が水色で馬堀町の位置を示しておいた。
これを見ると、馬堀海岸は馬堀海岸駅までの全体が津波に襲われる可能性が高いことになる。
馬堀海岸は東京湾の入口であり、実際にここを津波が襲うということは、その奥の横浜や川崎も津波到来の可能性が高くなるだろう。
その奥の東京都や千葉県まで津波が押し寄せるかどうかは、津波の規模などによるだろうが、
■東京湾の津波
では、過去に東京湾の奥まで津波が達していたことは、どのくらいあるのだろうか?
答えとしては、何度もあった。
2011/05/02の『NIKKEI STYLE』の『歴史に見る「東京湾の津波」 大半は1~2メートル』という記事がある。
ここでは、専門家の羽鳥徳太郎氏が、こう語る。
「首都圏地震の場合の東京湾への津波の高さは1メートルから1.5メートル」
この記事にあるマップでは、下記のように東京湾の奥の方まで津波が何度も達していた。
防潮堤があるとはいっても、それが肝心の時に閉門しなかったという事故も過去に起きていた。
また、津波はたとえ1mの高さでも、人の命を奪う可能性は非常に高くなる。特に東京下町の0メートル地帯などでは、覚悟を決めておくべきだろう。
■神秘三昧ブログ
『【再掲】財布を失くして戻ってくる不思議~日本でも海外でも何度もあった~守られている結果か?』
※津波防災というよりも、津波で家が流されたらどうなるかを実体験を元に描いたコミック。