【地震前兆】【再掲】「頭痛体感3~4日ルール」~体感から発震までの遅延を自己検証して地震予知する

2022/11/09

体感 地震前兆 地震予知 頭痛体感

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9年前2013/11/10の記事の再掲。15年くらい前に、頭痛体感が起きてから3~4日後に関東の近場で地震が起きることがわかったが、そこに至るまでには「自己検証」のプロセスがあった。

自分が地震の前に「体感」があるとわかっても、ただ漠然と地震がありそうだというのではなく、頭痛があった場合に記録して、地震発生までのタイムラグを知ることが大切だ。


■茨城県南部でM5.5

※以降は2013/11/10の記事の再掲部分。

今朝7:37に、茨城県南部を震源とするM5.5の地震があった。

茨城県筑西市で、最大震度5弱を記録した。


発生時刻 2013年11月10日 7時37分ごろ

震源地  茨城県南部

緯度   北緯36.0度

経度   東経140.1度

深さ   70km

マグニチュード 5.5


家族3人で寝ていたが、かなりの揺れで目が覚めた。

ここ東京都小平市でも震度3だった。


2日前の下記の記事で、自分とミッヒーさんの体感を紹介しておいた。


【注】ミッヒーさん:当時Twitterやブログで自分の体感から地震予測をしていた女性で、よく当たると評判の人だったが、今ではやめてしまった。


■2日連続の頭痛体感

11/05から2日続けて頭痛体感があり、2日目の11/06には11/8〜11/10に発震と予測していたが、想定範囲内だった。

病み上がりなので、規模の想定は自信がなかったので、書かなかった。


宏観レンジャーへ報告したTwitterの2回のツイートを埋め込んでおく。




【注】ロキソニン:その後、この鎮痛薬は強すぎて問題があることを知って、他の頭痛薬に変えた。


■体感3〜4日ルール

自分の頭痛と地震の発生に関係があるのではないかと感じ始めたのは、2007年秋頃のことだった。

それよりもっと早かったかもしれないが、Excelで記録を取り始めたのが、その頃だった。

耳鳴りと地震との関係は、もっと早く気づいていたと思うが、いずれもネット上で探しても、そのような関連性を指摘している人はすごく少なかった。

私が初めて言い出したわけではないとしても、かなり早かっただろう。


Excelの記録を見て気づいたのは、頭痛体感があってから3日か4日後に関東近辺で地震が起きることが多かった。

4日後よりも遅れて発震することもあったりするが、平均値としては3〜4日後に地震というパターンとなる。

それで、この法則を「頭痛体感3〜4日ルール」と呼ぶことにした。


これはあくまでも私自身のケースであり、他の「体感者」では発震するまでの遅延が異なるかもしれない。

同じ体感者でも人によって「感度」があり、ネット上の体感する人々を見ていると、私などは「鈍い」方ではないかと思えてくる。

大雑把に言って、千葉・茨城沖の地震の場合だとM4以上、千葉・茨城内陸地震の場合ではM3.5以上で頭痛体感があるようだ。

厳密にいうと、震源の深さとか、小平市の自宅か大田区の職場で体感するのとでは違ってくるだろう。


【注】当時はフリーのSEで、大田区の派遣先で働いていた。


以前にも書いたが、このような頭痛や耳鳴りの「体感」が始まったのは、ちょうど何本かの虫歯を治療してブリッジを入れた頃と重なり合うようだ。

それで、この歯の詰め物がどうも、地震前兆のパルス電磁波をキャッチするための「アンテナ」になっているのではないかと考えるようになった。


これは私のオリジナルのアイデアではなく、ネット上で歯科医の人が、歯の詰め物の金属が「アンテナ」の役割をして、電磁波過敏症などが発症しやすくなるという説を唱えていることを参考にしたものだ。


■ミッヒーさんの体感

2日前の記事でも紹介した、ミッヒーさんの体感では、次のようにTwitterでツイートしていた。


本日いきなり M6クラスの超大きめ体感が来ました。 この体感は抜けてから10日間 国内、M6クラスの地震前に感知する体感。 ようやく昨日M5クラス体感が抜けたのに…(TдT)

— ミッヒー @埼玉北部 (@mihikarimiko) November 8, 2013


11/8から10日以内だから、今朝の茨城県南部の地震に当てはまるだろう。

ただし、規模は「M6クラス」よりも多少小さかったが。


■体感の「自己検証」も大切

私が主宰する宏観レンジャーでも体感を報告してくれる人が少なくないが、時間的余裕があったらぜひお薦めしたいのが、自分がツイートやブログで公表した体感が、実際に対応する地震が起きたかどうかを自分なりに検証することだ。

自分の場合も、はずれた体感まで後で報告する時間的余裕はないが、数日たっても対応する地震が起きない場合は、「はずれた」と判断していただいても良い。


【注】宏観レンジャー:かつて私がTwitter上で主宰していた地震前兆現象報告のシステムで、そのアカウントへリプライするとフォロワー全員にそのツイートが流れる仕組みを導入していた。


■普通の体感者では

その後に、私以外に地震前兆現象として頭痛がある人は、地震が起きる何日前に頭痛が起きるのかと知りたくなった。
そして、私がメンバーとなっているFacebookの地震前兆グループで、その旨を聞いてみた。

すると、ほとんどの人が「1~3日後」との回答だった。
そうなると、私の場合は他の人々よりも多少早く頭痛体感があるようだとわかった。

参考までに、この1ヶ月くらいで頭痛があった後で地震が起きた例を示す。


・2022/10/08:未明から強烈な頭痛で眠れず、昼に頭痛薬を飲んで夜に次第に弱まる。夜に頭痛薬を飲んでほぼ収まる。→2022/10/11~12
 →2022/10/11 22:26:茨城県北部、M3.3、最大震度1、130km
 →2022/10/12 13:45:茨城県南部、M3.6、最大震度2、62km

・2022/10/21:前夜は頭痛が収まらず、8時頃に起床時には軽くなっていた。午後からまた強くなってきてコーヒーを飲んだ。サルちゃんも午後から頭が痛いと寝ていて夫婦シンクロ。→2022/10/24~25
 →2022/10/26 00:24:茨城県南部、M3.1、最大震度1、48km

・2022/10/22:前夜は酷い頭痛で眠れず、今日もずっと横になっていて、昼にパン1枚食べて頭痛薬を飲んで、14時すぎにやっと軽くなる。→2022/10/25~26
 → 2022/10/26 00:24:茨城県南部、M3.1、震度1、48km

・2022/11/02:16時頃から軽い頭痛が始まり次第に強くなり15時頃に頭痛薬を飲むが収まらず、強烈頭痛と吐き気でダウン。「頭痛ーる」では9~15時と21~03時に「やや注意」。→2022/11/05~06
 →2022/11/04 03:57:千葉県南部、M4.3、最大震度3、88km
 →2022/11/04 05:16:千葉県南部、N4.2、最大震度2、88km

赤字で示したように、特に強い頭痛が起きた後では、たとえM3クラスと小規模でも100km以下の近場の内陸で地震が起きることが多い。
このような自分の体感についての傾向も、長く観察することによってわかってくるだろう。

3~4日はあくまでも私の場合に限られるが、参考にしていただきたい。

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※ツボ押しで頭痛が楽になれば良いけれど、どうなのか…。

 






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