今日、放置していた地震前兆検知器『ナマジー』を場所を変えて設置して、今後は地震前兆観測に利用したい。
ナマジーとはどういうものか知らない方のために、その原理や入手方法を解説する。
■ナマジーとは
「ナマジーって何?」という人が、たとえばGoogleやAmazonで「ナマジー」で検索すると、検索結果の多くは何だかナマズみたいな形をしたもので、どうも釣りの時に使うアイテムのようだ。
「ナマジー 地震」として検索すると、問題の製品だけが出てくる。
小さな四角いボックスにカラー液晶モニターが付いている物。
ACアダプターを接続して電源を入れて、時刻を合わせると「測定」が始まる。
そして画面上をナマジー君(ナマズ)が空中を泳ぎ始める。
ナマジーは、「電磁波センサー」と「静電気センサー」によって地震前兆を検知する。
電磁波センサーは、地震前の岩石破壊によって発生するパルス電磁波によって電波時計に狂いが生じる原理を利用したもの。
時刻の狂いが発生すると、ピーピーという音とナマジーが赤くなって「電磁警告」として知らせる。
静電気センサーは、地震発生前に大気が静電気を帯びた状態になることを利用して、「静電警告」を発する。
より詳細は、下記の「ナマジープロジェクト」のページにある。
■購入履歴
私は2007年8月頃にナマジーの存在を知って興味をもったが、当時の価格は18900円(税込)だった。
2007年9月に発送予定で、数量300個限定で予約を受け付けていたので、予約して購入した。
その後に月日が流れて、2019年1月にAmazonで2台目を購入した。
その製品は今もAmazonで販売されていて、価格はプライム価格で12100円となっている。
1代目は、よく覚えていないが、何らかのトラブルが生じたのだろう。
■使用方法
まず、設置後の3日間〜1週間くらいは、環境の電磁波の強さを調べるための「学習期間」で、その間は警報が出やすい。
その期間をすぎると落ち着いてくる。
ナマジーは大きな地震の前兆しか捉えないとされている。
設置場所は、なるべく周囲に電気製品がない場所を選ぶ。
そうしないと、周囲の環境電磁波の影響で頻繁にピーピーと警告を発することになる。
■地震予知例
Excelで記録していたデータの一例を以下に示す。
2007/09/30 19:30:電磁警告
2007/10/01 02:21:神奈川県西部、M4.9、最大震度5強、深さ13km、68km
うちでもかなり揺れて、小平市は震度2だった。
2007/10/06 02:00:電磁警告
2007/10/06 08:00:電磁警告
2007/10/07 22:36:千葉県東方沖、M4.8、最大震度2、深さ45km、115km
2007/11/11 14:30:電磁警告
2007/11/11 19:49:茨城県南部、M4.3、最大震度3、深さ44km、47km
「大きな地震の前兆しか捉えない」というが、どれくらいの規模からが大きな地震なのかは不明だ。
この点は疑問があって、通常の地震前兆と同様に、震源が近場であるほど小規模の地震も検知するというのが実際のところではないだろうか。
またしらばく使ってみることにする。
■強烈な耳鳴り
昨日の記事で書いた、一昨日の夕方あたりから続いている強い耳鳴りの件。
その後も、関東では有感地震が起きていない。
今日になって、父島近海M4.1、宮城県沖M4.0があったが、いずれも距離が遠く、これではなさそうだ。
だが、今日12:20時点では昨日よりも耳鳴りが多少弱まっているので、宮城県沖あたりが地震の一つだったのかもしれない。
※過去にAmazonで28回も購入していた商品は他にないかも。
保存期間3年でメチャ美味しくがん予防など健康にも良い。