【地震前兆】ラドン濃度急下降・シロバナネムノキ開花・オジギソウ半閉じ→福島県沖M4.8~地震予知ノウハウ

2022/08/03

オジギソウ ネムノキ ハムスター地震予知 地震予知

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昨夕からシロバナネムノキ開花、オジギソウなど葉閉じ、ハムスター運動量増加、大気ラドン濃度下降などで関東圏で地震に注意を呼び掛けていたが、これらは福島県沖のM4.8の地震の前兆だった。

これらをグラフを用いて、どのように地震予測を行うかについて解説する。


■エバーフレッシュ

まず、優秀選手(?)のエバーフレッシュ(アカサヤネムノキ)のここ数日の状態と、その後に起きた地震を示す。

距離は、ここ小平市から震源までの距離。


・2022/07/31 13:00:朝は開いていたのが半閉じ。

 →2022/07/31 19:33:茨城県南部、M3.4。最大震度2、距離50km


・2022/08/02 13:00:半閉じ。16:20には全開だった。

 →2022/08/02 14:12:茨城県沖、M3.4、最大震度1、距離140km


・2022/08/03 14:50:二分閉じ。8:40には全開だった。

 →?



地震との対応関係については、どのくらいのタイムラグが相応しいかとか、この位の規模ならばこのくらい離れていても前兆が現れるとか、模索中の部分があり、これが絶対というものではない。


■オジギソウ

次に、観察期間の長さでは昨年からもっとも長い経験があるオジギソウの、ここ数日の状態を見てみる。


・2022/07/28 09:30、エバーフレッシュ、オジギソウ、シロバナネムノキが揃って葉が三分閉じくらい

17時には7輪開花。

 →2022/07/29 04:53:八丈島東方沖、M6.1、最大震度1、距離500km

 →2022/07/29 06:36:千葉県北西部、M3.7、最大震度2、距離60km

 →2022/07/29 08:03:茨城県北部、M4.2、最大震度3、距離130km


・2022/07/29 08:30:オジギソウ・シロバナネムノキ三分閉じ

 →2022/07/29 23:41:駿河湾、M4.4、最大震度1、距離160km


・2022/08/03 08:40:オジギソウ半閉じ。

 →2022/08/03 08:47:福島県沖、M4.8、最大震度3、距離230km



八丈島東方沖M6.1は、いちおう含めているが、これだけ離れていると判断が難しい。



■シロバナネムノキ開花

次に、ここ数日間のシロバナネムノキの葉閉じ・開花と、その後に起きた地震を示す。


・2022/07/29 08:30:オジギソウ・シロバナネムノキ三分閉じ、16:30 7輪開花

 2022/07/29 23:41:駿河湾、M4.4、最大震度1、距離160km


・2022/07/30 17:00シロバナ5輪開花

 →2022/07/31 19:33:茨城県南部、M3.4、最大震度2、距離50km


・2022/08/03 08:40:シロバナ前夜に3輪開花。葉が二分閉じ。オジギソウ半閉じ。

 →2022/08/03 08:47:福島県沖、M4.8、最大震度3、距離230km



シロバナネムノキの開花と地震の関係については、まだ観察を始めたばかりだが、関連があるとすれば、小規模でも近場の内陸地震で顕著となる可能性がある。



■ハムスター運動量

次に、イエロージャンガリアンハムスター羽夢菜のここ数日の運動量。


・2022/08/01朝:2315回

 →2022/08/01 03:50:八丈島東方沖、M5.4、無感、距離420km


・2022/08/02朝:1828回

 →2022/08/02 14:12:茨城勘沖、M3.4、最大震度1、距離140km


・2022/08/03朝:1384回

 →2022/08/03 08:47:福島県沖、M4.8、最大震度3、距離230km


ハムスター地震予知歴4ヵ月ほどの新米で、まだ先代と比べると運動量にムラがあるかもしれない。



■ラドン濃度

肝心のラドン濃度は、昨夜の記事を書いた後で12まで急に下降したため、追記として書いておいた。

15時時点のラドン濃度などの値をグラフで示す。




上記でラドン測定器(Pro3/Pro4)と気圧が低下した時点で地震が発生したことを矢印で示している。


このように、地震の前後には気圧の低下も見られることが多い。

湿度の変化もあるだろうが、これは恐らく震源に近くなければ顕著な変化は見られないかもしれない。



■ラドン+植物前兆+α

こうして見てきてわかると思うが、ラドン濃度の顕著な変化に加えて、オジギソウやネムノキの観察やハムスター運動量の測定、そして他の前兆現象(イオノグラムなど)の観察を併用することによって、少なくとも関東圏の大きな地震をある程度予測することは困難ではなくなる。


問題は、突然の前兆現象の変化があって、その度にブログで伝えるのは無理がある。


そこで、一つの新規の試みとして、9月からメルマガを始めることにした。

既にInstagramのサブアカで少し書いているが、詳しくは今日か後日のブログ記事で紹介したい。



■リシルさん

それから、昨日の記事で書いた、リシルさんの7/30のブログ記事。

今朝の福島県沖M4.8は、「東北方面」で、「震度4」から1低かったが、これが予測の一つかもしれない。



※釈迦の霊泉を飲み始める前は、これを愛飲していた。

笑うほど甘く感じる超軟水で、海外の霊泉などは硬水が多いのと対照的。

観音様のお告げで掘り当てたところと飲む温泉水という共通点がある。

500件以上の評価で☆4.5は、この手の水で葉驚異的。









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ノンフィクションライター、地震前兆研究家、超常現象研究家、ブロガーの百瀬直也が地震・災害などを扱うWebサイト/ブログ。

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