今朝、6月に購入したオジギソウの苗が初めて7輪開花したが、ネムノキとオジギソウの開花が地震前兆である可能性を検討中で、過去の事例も参照して考えてみる。
■オジギソウ開花
今朝10:20頃、玄関前のプランター上のオジギソウが7輪ほど開花していた。
今あるオジギソウは、今年6月上旬に島忠ホームズで3鉢購入したものと、同時期にAmazonで2鉢購入したものがある。
今朝開花したのは、Amazonで買った方だった。
下記の写真のうしろの方の横長のプランターの方は、全く咲いていなかった。
■シロバナネムノキ
8月下旬にオザキフラワーパークで購入したシロバナネムノキはどうかというと、葉が半閉じでダランと垂れていた。
この写真だけ見ても、普段はどれだけ元気なのかはわからないかもしれないので、3日前の8/16の8:20頃の写真を載せておく。
このように、昼間は葉が完全に開いて、横にピンと張っている。
■花の開花と地震
花の開花が地震前兆である可能性は、もちろん、ある程度そのような経験があるからこそ検証している。
以下に、昨年のオジギソウと今年のシロバナネムノキが開花後に近場で地震が起きた例を示す。
なお、地震情報の行の最後にある数値は小平市からの距離。
【オジギソウ】
・2021/06/03:Amazonで購入した種を蒔く。
・2021/06/09:発芽した。
・2021/09/03 12:55:はじめて1輪開花を確認。
・2021/09/23 10:56:7輪ほど開花していた。
→2021/09/24 23:55:埼玉県北部、M3.2、最大震度1、深さ87km、50km
・2021/10/07 12:52:花が初めて17輪も咲いていた。
→半日後:2021/10/07 22:41:千葉県北西部地震、M5.9、最大震度5強、小平市は震度4、50km
【シロバナネムノキ】
・2022/06/23:オザキフラワーパークで2500円で購入。その夜に2輪ほど開花(実際は前夜に開花したと考えられる)
→2022/06/23 11:33:茨城県南部、M3.2、最大震度震度1、深さ63km、60km
・2022/07/24夜:2輪開花した。
→2022/07/25 07:17:静岡県東部、M3.4、最大震度3、100km
他同震源で8:47までにM2クラスが3回
・2022/07/27 09:30頃:葉が二分閉じ、1輪開花していた。
→2022/07/27 08:56:千葉県東方沖、M3.0、最大震度1、深さ55km、90km
・2022/07/27 17:00頃:3輪開花。
→2022/07/29 04:52:八丈島東方沖、M5.3 震度1、深さ69km、300km・2022/07/28 17:00:7輪開花。
→2022/07/29 06:36:東京湾 、M3.6、最大震度2、深さ70km、60km
→2022/07/29 08:03:茨城県北部 、M4.0 最大震度3、深さ56km、120km
→2022/07/29 06:36:東京湾 、M3.6、最大震度2、深さ70km、60km
・2022/08/03 08:40:シロバナ前夜に3輪開花。葉が二分閉じ。オジギソウ半閉じ。
→2022/08/03 08:47:福島県沖、M4.8、最大震度3、距離230km
・2022/08/03夜:2輪開花。
→2022/08/04 09:48:福島県沖、M5.6、最大震度4
以上、対応するかもしれない地震は、開花後2日以内に起きたものを候補として挙げている。
この2日間というのは、この分野の先駆者である鳥山英雄博士の研究から導き出されたものだ。
あるいは、別の考え方では、大きな地震が起きた後で開花が進むこともあるのだろうか?
あくまでも思いつきレベルで、後でデータとともに裏取りが必要となる。
■ネムノキ
それから、先日メルカリで、オジギソウの小さな苗を千円くらいで購入した。
それが一昨日届いて、大きなプランターに植え替えた。
本来のネムノキを買ったのはこれが初めて。
こちらも開花後に地震が起きるかどうかを検証したかったが、開花までには3~5年かかることを知って、当分はできない。
葉の開き具合だけを観察することにしたい。
植え替えた後も、現在のところは元気に育っているようだ。
ネムノキは他のネムノキ属に比べて飛び抜けて耐寒性が強いそうで、北海道南部あたりでも育てるのは可能らしい。
毎年1から育てる必要がないのも良いところだ。
■オジギソウとネムノキ
オジギソウは、「地震予知草」としても知られる。
葉に触れると閉じるので、子供たちにも大人気だ。
だが、あまり頻繁に触れると、開花しなくなってしまうという説もある。
基本的に一年草で、私は昨年冬に一部を屋内に移したが、それでも枯れてしまった。
5~6月頃に種を蒔いて育てるが、私は今年は苗を購入した。
ネムノキは、「木」であり、10mほども高くなるという。
借家なので、伸びてきたら剪定が必要となる。
前述のように寒さには強いので、東京ならば冬になっても特別な処置は不要だろう。
合歓木の仲間では、エバーフレッシュ(アカサヤネムノキ)とシロバナネムノキ(白花合歓の木)とともに観察を続けることにしたい。