【防災の日】関東大震災から99年~北海道胆振東部地震の前に起きていたこと~「予測より予言」松原照子さんやリシルさん

2022/08/31

リシルさん 地震 地震予測 防災 予言

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明日は「防災の日」で、4年前のこの日の5日後に最大震度7の被害地震が起きたが、この地震を忘れてはならないということで、この地震を予測・予言していた人々を紹介する。


■防災の日

明日は「防災の日」

99年前のこの日、1923/09/01 11:58に、関東地震(関東大震災)が発生した。

そして、犠牲者・行方不明者105,385人という未曽有の大震災となった。


これだけ亡くなった人々が多かったのは、ちょうど正午の昼時で火を使っていた家庭が多かったために火災が多発したこともある。


また、接近中の台風による強風のため火の手が速く広がった。

そして、密集した東京市を「火災旋風」が襲った。


犠牲者の9割方は火災によるものだった。



■北海道胆振東部地震

そして、4年前の防災の日から5日後。

日本中誰もの頭の中に、まだ「防災」があった頃だった。


2018/09/06 03:07に、北海道胆振東部地震が発生した。

M6.7の規模にしては、最大震度7で、犠牲者42人という甚大な被害が出た。


その地震の3週間前、8/14に南大西洋でM6.1の地震が起きていた。

ここが揺れると環太平洋が要注意。

今ならばそうわかるが、まだ経験不足だった。


下記マップは、8/6~9/6のM6.0以上の地震を示す。




私は8/29のブログ記事で、こう書いていた。


「これだけ大地震が頻発しているのに、日本でM6クラスの地震は8/17の硫黄島近海M6.6だけなのも却って気になる」


いま思うと、もっと気になるべきだった。



■台風21号が直前に通過

また、地震が起きる前日に日本海を北上していた台風21号が不穏な動きを示した。

青森県の西方あたりで若干進路を北へと変えて進んだ。

また、台風19号は、8/25に青森県の西方から進路を多少北へ変えて東へ進んで行った。


どちらも、地震の震源を迂回するかのような進路となった。






この頃はこのあたりで台風が集中してややこしいが、7号は日本海から東へ進み7/5に北海道の南端で熱帯低気圧に変わった。

そのまま台風として進めば、震源の真上あたりを進むことになった。


ただ、この地震は「人工」的な噂があって、私も執筆した記事を削除させられたり、イヤな想い出がある。


万が一そうであるならば、迂回説は成り立たなくなる(?)



■郁代さんのご主人の夢

この頃、8/8に茨城県の郁代さん(仮名)からメールを受け取った。

いつもの自分の夢ではなく、ご主人の夢の報告だった。


ここで再度、その夢を紹介しておく。


今朝、主人が見た夢です

内容は、地震の被害調査へ行こうとして、ヘルメットを探しているものでした

地震の場所は不明ですが、国内で、かなりの被害地震のようでした


主人はあまりこのような夢は見ないのですが、2011年4月5日にも3.11の最大余震が起きる夢を見て、朝、起きた時に「ヤバイ!地震の夢を見た」という会話をしたのを今でも覚えています

この時は実際に3日後の4月8日夜11時32分、宮城沖を震源とするM7.1の地震があり、岩手で震度6弱でした


主人はちょうど被害調査で岩手におり、ホテルの9階の部屋から荷物を持って階段を下り、車で一晩過ごしたそうです


主人がたまに見る夢は、結構現実化することがあるので気を付けたいと思います

ちょうど関東に大型台風も迫っているし、今週末辺りは色々予言されているものもありますし、防災力を高めていきます


ご主人のお仕事は明らかにするわけにはいかないが、災害の調査を行うような人であることはわかるだろう。

胆振東部地震の夢だったのだろうか。



■リシルさん

リシルさんは、2018-09-05 08:47のリシルさんのブログ記事「霊さんからの御告げ」で、こう書いていた。


東北で震度4の地震が今日起きるそうだよ‼

三陸気をつけてね‼




東北ではなかったが、東京からもう少し先だった。



■松原照子さん

松原照子さんは、地震の2年4ヶ月ほど前の2016/5/7の「北海道の地図を見ています」と題したブログ記事を書いていた。


今日も手元の地図はいつもと同じです。

何となく指を突っ込み開けると北海道でした。

勇払平野が他の字より大きく見えます。

(松原照子、ブログ「幸福への近道」、2016/05/07より)


「勇払平野」(ゆうふつへいや)は、北海道西部にある苫小牧市を中心とする平野だ。


「ムカワ」 アレ~漢字よりムカワが大きく見えました。

近くには苫小牧があります。

富良野までのこの辺りの沖で大きく揺れると影響を受けますが、夕張岳って火山なの? それとも普通の山なの?

(松原照子、同上)


「ムカワ」は、北海道勇払郡(ゆうふつぐん)むかわ町のことだ。

そして、そこは2年4か月後に起きた大地震の震源となった町だった。



まさに「言い逃れできない」系の予言だった。



■予測より予言

こうして見ていくと、やはり「予測」より「予言」だろうと思えてくる。私がいくら経験を積んで、様々な角度から地震予測を行っても、ここで紹介したような見える人々には勝てない。



■天体配置

また、この地震が「起きるべくして起きた」という気がしてくるのは、下記の発生時の天体配置を見た時に思うことだ。



まるで「ダビデの星」だ。

こういうチャートを見慣れている私でも、こうしてラインを引いてわかりやすくしないと、パッと見で何だか訳がわからない。


いつも私が最要注意としている「カイト」型ができていて、しかも、もう一つ「カイト崩れ」のグランドトライン(大三角形)もできている。

ちなみに、上記の震源マップにあるように、同じ日にはフィジー諸島でM7.9の地震も起きていた。


こういう地震が起きる度に、大きな地震が来る可能性をもっと強調して警告すべきだったと思うのだ。

こういう見える人々と横の繋がりを保つことは大切なことだろう。



※静岡県掛川市はがんで亡くなる率が日本一低いそうで、ここで飲まれる深蒸し茶に一因があるのではないかという説もある。

以前は間違えて粉茶を買ってしまったが、今日は水出しも可能なティーバッグを買ってみた。








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ノンフィクションライター、地震前兆研究家、超常現象研究家、ブロガーの百瀬直也が地震・災害などを扱うWebサイト/ブログ。

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