7/29に駿河湾でM4.2、7/30に宗谷東方沖で「異常震域」を伴う深発地震が起きたが、これによって今後大規模な地震に注意が必要なエリアを指摘する。
以前の予測の方法論を見直して、仮の手法で地震予測を行っている。
■深発地震2件
これも多忙のために紹介が遅くなってしまった。
扱うのは、下記の2つの深発地震。
2022/07/29 23:40:駿河湾、M4.2、最大震度1、深さ230km
宇都宮市明保野町:震度1、震源から250kmほど
2022/07/30 00:05:宗谷東方沖、M5.1、最大震度1、深さ351km
階上町道仏:震度1、震源から700kmほど
ただし、これまでは深さ300km以上の地震を対象としていたが、駿河湾の方は試験的に対象とする。
■新規の予測方法
これまで、異常震域を伴う深発地震の後で1ヶ月以内にM6.0以上の地震を予測していた。
だが、さらに多くのデータを検討していくと、その後に起きる地震の規模によって、予測のタイムラグを変えた方が良いのではないかと考えるようになった。
まだ検証中だが、以下のような条件を考えてみた。
15日以内:M5.0以上
1ヶ月以内:M6.0以上
2ヶ月以内:M7.0以上
つまり、地震の規模が大きくなるほど、タイムラグを延ばして考えても良いのではないかと。
これを、前回起きた深発地震に当てはめてみる。
すると、15日以内に圏内でM5クラスの地震が起きていた。
■3.11の前に起きたこと
これを、今回起きた地震に当てはめて予測してみる。
まずは、7/29の駿河湾の地震。
そして、7/30の宗谷東方沖の地震。
あくまでも試行段階であり、今後もまた変更するかもしれない。
このような尺度を考えたのは、2011年に起きた小笠原諸島西方沖地震の深発地震のケースを考慮したためだった。
このように、1ヶ月後を過ぎて2ヶ月経とうとする前に、M7クラス以上の地震が多発した。
また、M5クラスの場合は直後に起きやすいという仮説も含めて、過去データを多く集めることにしたい。
※本来は女性向けだろうけれど気に入っていて、ただ一点、写真を撮る時にベルトがビヨーンと伸びないのが気に入らない。
そこで百均でプラばねを買ってきて継ぎ足した。