今日の気象庁の発表によると、太平洋で海面水温の高低の偏りが起きるラニーニャ現象が秋の終わりまで続く可能性が高いというが、そうなると過去には日本の海溝型大地震が多発していたために、今後も注意が必要となる。
■ラニーニャ現象の最新予測
今日7/11に気象庁から「エルニーニョ監視速報(No.358)」が報道発表された。
その概要は以下の通り。
・ラニーニャ現象が続いている。
・今後、夏の間に平常の状態になる可能性もある(40%)が、秋の終わりまでラニーニャ現象が続く可能性の方がより高い(60%)。
昨年2021年秋から始まったラニーニャ現象は、夏の間(8月頃まで)にエルニーニョもラニーニャも起きていない平常の状態になる可能性がある。
だが、それ以上の可能性(60%)で、秋の終わり(11月頃)までラニーニャ現象が続く可能性が高いと予測されている。
■ラニーニャと大地震
エルニーニョやラニーニャといった海洋現象と地震発生の関連性については、長年研究してきた。
そして、かなりはっきり言えることは、太平洋の西側で海面水温が高くなるラニーニャ現象の発生中は、日本周辺で少なくとも海溝型大地震が多発する傾向がある。
昨年秋に発生して現在まで続いているラニーニャ現象でも、2022/03/16の福島県沖地震(M7.4、最大震度6強、犠牲者3人)という被害地震が起きていた。
その前の2020年9月~2021年6月の時にも、2021/02/13に福島県沖地震(M7.3、最大震度6強、犠牲者3人)が起きていた。
今日あらためて、1919年以降の気象庁の震度データベースで、M7.0以上の太平洋側の海溝型地震を解析したところ、やはりラニーニャ現象の発生中に多発していたことが明らかとなった。
東北地方太平洋沖地震も、そのタイミングで起きた巨大地震だった。
このことは、データとともに後日私のnoteマガジン『大地震・災害前兆ウォッチマガジン』で発表したい。
なお、このような海洋現象と地震・火山噴火との関係については、noteの『地震予知マガジン』に収めた有料ノート「【常時更新】エルニーニョ・ラニーニャ・黒潮など海洋現象と南海トラフなど大地震・火山噴火・水害の関係」でまとめている。
■Mフレア
7/9の太陽M2.5フレアに続いて、昨日から今日にかけてもM1クラスのフレアが発生した。
下記はいずれも日本時間。
2022/07/11 07:10:M1.3
2022/07/11 08:30:M1.3
2022/07/11 20:08:M1.1
今のところ世界で、該当すると思われるM6クラス以上の地震は起きていない。
既に7/14のスーパームーン満月トリガー期間内で、いつ起きてもおかしくない。
■エバーフレッシュ全閉じ
昨日の朝に続いて、今朝もうちのエバーフレッシュ(アカサヤネムノキ)の葉が全閉じだった。
昨日の朝の全閉じに対応する地震はまだ起きていないようだが、もしかすると昨夜と今朝の石川県能登地方のM3クラスだったかもしれない。
■頭痛体感
一昨日からの頭痛体感は深夜も酷いまま続き、今朝はたまらずコーヒーを飲んだ。
・2022/07/11:夜中から頭痛が続き、朝コーヒーを飲む。午後も頭痛が続いたが21時には収まった。「頭痛ーる」では深夜から朝9時まで「やや注意」で以降は通常。→2022/07/14~15
これで、7/12~15に関東圏で複数回の地震が起きそうだ。
※愛弥美のためにダイソーで買ったアロマ・ハンディファン。
Amazonでも類似の製品があるが、こちらの方が高い。
USB充電式。