7/17に台湾で深海魚のカグラザメが水揚げされたが、過去に国内の大きめの地震の前に出現したことがあったため、沖縄付近では特に地震に注意が必要だ。
■カグラザメ捕獲
2022/07/17、台湾東部・台東県の新港漁港で、深海に生息し「生きた化石」と称されるカグラザメが水揚げされた。
体調が4mほどある巨大な個体で、地元の漁師たちも「初めて見た」と驚いていた。
カグラザメは世界各地の水深200~2500mの深海に生息する。
地元漁業者によると、今回捕獲されたのは水深300~400mだった。
通常、このような深海魚が地震前兆現象としての異常行動である可能性を検討するのは、水面近くに浮上してきた場合を扱う。
今回は、ある程度の深さまで潜っていって捕獲されたため、その点は慎重に検討する必要がある。
■過去の前兆事例
カグラザメの地震前兆事例は、そう多くはない。
それ以前に、「幻の深海ザメ」などと呼ばれるくらいで、出現事例が非常に少ない。
国内で最後に捕獲されたのは、5年前だった。
以下に、カグラザメ出現事例をまとめて、その後に起きた地震を右側に示す。
カグラザメに限らず、冬季に日本海で深海魚が出現した場合では、地震に結び付くケースは非常に少ない。
海面水温などの理由があると思われる。
このようなことは長年の経験によってわかってきたことで、一応記録はするが調査はほとんどスルーする。
■今日の地震前兆
今日は1本目で書いたように、今朝エバーフレッシュの葉が閉じていた。
ラドン濃度は、PRO4は未明の18から20時には16まで下降した。
旧Pro3は未明にErrorとなっていて、再起動して20から19に下降した。
午後の茨城の2つの地震の後も下降しているので、関東圏はまだ地震がありそうだ。
ばけたんは、19時台に集中して点滅があった。
またイオノグラムを見ると、各地で強く出ているが国分寺が顕著で、やはり関東または福島県や能登半島あたりだろうか。
■ラドンガスは重要
ラドン測定器が復活して、これで関東圏の地震予測は万全となりそうだ。
いつも書いているように、たとえば東京の人が静岡あたりの人が公開するラドン濃度を見ても、全く意味がないとは言えないが、やはり自分が住む地域を最優先で確認することが大切だ。
だが、そういう人は中々ネット上でもいないだろうから、最良の手段は思い切ってラドンガス測定器を購入することだろう。
頭痛や耳鳴りなどの「体感」などよりは科学的バックグラウンドがあるが、高価なものなので、実行に移すには決断が必要だろう。