昨日公開の『週刊実話WEB』で、『私が見た未来』のことが話題になっているが、ちょうど私も2025年7月に訪れるという「大災難」について考えていたので、少し書いてみたい。
■週刊実話WEB
まず、この記事タイトルを見た時に、「なんで今?」と思った。
他の多くの方々も同じだろう。
たつき諒作のコミック本『私が見た未来 完全版』は、昨年秋に復刊されて以来、すでに56万部(電子版含む)を超える大ヒットとなったという。
記事タイトルは「『予告漫画』が警告!“2025年7月日本壊滅説”大地震と大津波が襲う未来」というもの。
以降は、この作品を読んでいない人に1から説明する余裕がないので、ストーリーがわかっている人を対象に解説する。
ところで、今Amazonで検索したら、『【数量限定】私が見た未来完全版+夢日記帳付き』という版が出ていた。
つまり、これは「予知夢」(になるかもしれない夢)を見る人を対象に、夢日記帳を付けたもの。
■海底火山
この完全版で話題になったのは、「本当の大災難は2025年7月にやってくる」という新たな予言。
この編集部が執筆したと思われる記事では、こうある。
「海が膨れ上がるということから想像できるのは、まず海底火山の爆発だろう」
ちょうど私も、同じことを考えていた。
というのも、以前から書いている通り、あのフィリピン海プレートのど真ん中で、日本まで達する大津波を引き起こすような巨大地震が起きるとは、考えにくい。
そのことは、地震について少し勉強したことのある人ならば皆そう考えるだろう。
小難しい説明をしなくても、1枚の絵を示せば誰でもわかる。
下記のGoogleEartthのマップは、1900年以降に発生したM7.0以上の地震の震源を白丸で示している。
ただし、記事がこう続けているように、問題は残る。
同程度の火山噴火がフィリピン海であったとして、例えば東京との距離は1000キロ以上も離れているのだから、これが日本壊滅レベルの大災害になるとは考え難い。
■巨大地震
そして記事はこう続く。
そうしてみると、やはり日本が壊滅するほどの津波となれば、その原因として最も有力なのは地震だろう。では、そんな大規模地震が起こる危険性があるのかといえば、これは「ある」としか言えない。
がくっ。
振り出しに戻った。
だが、記事では、太陽フレアの話題まで出てくる。
太陽活動の活発化はすでに始まっており、ピークを迎えるのが2025年の7月ごろだと予測されている。となれば、冒頭で紹介した漫画『私が見た未来』が予知した〝本当の大災難〟の時期と一致する。偶然と言ってしまえば、その通りかもしれない。地震と太陽フレアは別物だと考える向きも当然あるだろう。
記事の続きにあるように、太陽活動と地震発生の関係は、科学論文でも明らかになっている。
この太陽活動のピークが予測通りになるとすれば、やはり『私が見た未来』の2025年7月の「大災難」との関連を更に探求しなければならない。
今年2022/01/15 13:10JSTに起きたトンガ・フンガトンガ・フンガハアパイの海底火山噴火では、「破局噴火」が話題となった。
本当の意味での「破局噴火」つまり大規模カルデラ噴火が起きれば、たとえ日本から遠方でも津波が到達する可能性はある。
それ以前に、1億人以上の命が失われるという本当の意味での「破局噴火」が日本で起きれば、津波以前の問題となる。
さらに、既知の海底火山ではなく「隠れ海底火山」であれば、そのシナリオは成り立つかもしれない。
この続きは、今後の探求課題としたい。
■明菜さんより伝言
明菜さんサークルに入れる方へ。
さきほど明菜さんから緊急で伝言が入ったので、新しいサークルの方に書き込んでおきました。
■追記:2022/07/23 22:43
柿岡で昨日に続き「Minor storm」発生。
さらに、イオノグラムが国分寺で強い値。
今朝のエバーフレッシュなどの異常に対応する地震か?
※『私が見た未来 完全版』の通常版