巷では今日7/4に南海トラフ巨大地震が起きるという予言があるが、それについて見解を述べる。
関東周辺では、茨城県・柿岡で小規模磁気嵐や二重の虹などが見られ、地震に注意が必要かもしれない。
■小規模磁気嵐
今日2022/07/04 6:00UTC(日本時間15:00)頃、茨城県・柿岡観測所の地磁気擾乱データが「Minor storm」(小規模磁気嵐)に達した。
これが起きると、1~2日後くらいまでに茨城県周辺で対応する地震が起きることが多い。
もっとも、柿岡から近場であるほど規模は小さくなる。
たとえば茨城県南部あたりではM3クラスのことも多い。
これが、たとえば少し離れた茨城県沖あたりではM4クラスなど、前兆現象の強さは相対的に弱くなる。
今年2022/03/14 06:00JSTに「Major storm」(大規模磁気嵐)が発生した時には、約2.5日後の2022/03/16 23:36に福島県沖地震(M7.4、最大震度6強)が発生した。
この位の規模になると、この程度の遅延となることもある。
■南海トラフ巨大地震の予言
次に、今日7/4に「南海トラフ巨大地震が起きる」の予言。
出所が「未来人」と聞いた瞬間に、完全スルー。
ちなみに、この予言は3年前の2019年から「2022年7月4日に南海トラフ巨大地震が起きる」として出回っていた。
この頃に私が少しでも話題にしたかというと、覚えていない。
「日付指定の予言」かつ「未来人」の予言ということで、完全に関心を失ったのかもしれない。
私は50年以上、超常現象や霊性について探求・研究してきたが、「未来人」が存在するという根拠はないと考えている。
また、日時指定の予言も、ほとんど怪しい。
それ以前に、自説では南海トラフ巨大地震が今すぐに起きるという兆候もない。
■それなりの地震は?
「巨大地震」は起きないが、ちょっとした地震は起きるかもしれない。
まず、各地で「二重の虹」が見られたこと。
本栖湖、岩手県二戸、横浜など。
たとえば、最近では、今年5/2に埼玉県などで二重の虹が観測された。
・2022/05/02:埼玉県富士宮市などで二重の虹
その翌日、下記の地震が起きた。
2022/05/03 19:39:東京都多摩東部、M4.6、最大震度3(約20km)
もちろん前兆の可能性であって、絶対的に相関があるとは考えていないが。
また、イオノグラムは、北海道から関東あたりまで地震が起きそうなデータとなっている。
そして、ばけたんは、まもりだまを含めて点滅が始まった。
また、昨日7/3 18:53に右耳でキーン音の弱い耳鳴りがあったが、まだ対応する地震は起きていない。
※遥梛の生まれる前の記憶を聞き取りしていて、胎内記憶に関する本を2冊ほど買ってみた。
子どもを産んだことのない人にも、関心が高いだろう。