【地震】7月前後の夏季は火山噴火が多いので注意を~大地震発生月・時間・月齢分布は?

2022/07/14

火山噴火 海底火山 地震 地震予測

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過去の日本の火山噴火のデータを用いて月別分布を調べると、7月前後の夏季に非常に多くなっていることがわかり、この夏も注意が必要だ。


■7月は火山噴火が多い

まず、冒頭のアイキャッチ画像だが、富士山の噴火時の写真…な訳はない。

メキシコのポポカテペトル山の噴火時の写真だ。


今回紹介するのは、以前に日本の火山噴火の発生データを調べた結果としてわかったこと。

過去の日本の火山噴火の発生時を月別に集計すると、ある偏りが見られる。

1位から3位は以下の通りとなる。


 1位:7月

 2位:8月

 3位:6月


つまり、6~8月の夏季に噴火が集中している。


これが、地震となると全く異なる結果となる。

年代範囲や規模にもよるが、大地震は特に夏に多いということはない。


たとえば気象庁D/Bでは、M6.5以上の地震データでは、3月がダントツで多い。


もしかすると、海底火山噴火だけに絞っても、同様に夏季に多いという結果が出るかもしれない。

パッと見で、そういう傾向がある可能性がある。



■グラフで示す大地震の統計データ

後日noteで、これまでの研究結果をまとめたデータ集を公開しようと思う。

地震・噴火の発生時期の、月別・時間別・月齢別の分布などだ。


以下のようなデータを、グラフでわかりやすく示したい。


◎月齢

・世界のM7.0+地震の月齢分布 ~2016

・日本のM7.0+地震の月齢分布 ~2016

・日本のM7.0+地震の月齢分布 1901~2018気象庁D/B

・日本のM8.0+地震の月齢分布 599~2018

・世界の火山噴火の月齢分布 864~2016

・日本の火山噴火の月齢分布 864~2016


◎発生月

・日本の月別地震発生数 1919~2020 M6.5+

・日本の月別地震発生数 1026~2020 M7.0+

・南関東直下地震の発生月 M7.0+

・南関東直下地震の発生月 M6.5+

・日本の火山噴火の発生月


◎発生時間

・日本のM7.0+地震の発生時間


特に大地震の発生時間帯の偏りは非常に重要で、それによって自分や家族の命が左右されるという、防災上重要な情報だ。


このように膨大な時間とエネルギーを費やした研究結果を、無料のブログなどで公開すると、たちまちパクられることが多い。

最低価格の有料noteで公開することが多いのは、その防止のためでもある。

お金を払ってまでパクろうという人は、あまりいない。



※1本目のnote記事で紹介した、7年前に私の共著のムック『恐怖の洗脳ファイル』

私は10本の記事を執筆している。

カルト宗教の話題の時流に乗って(?)古書が高騰する予感がする。







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ノンフィクションライター、地震前兆研究家、超常現象研究家、ブロガーの百瀬直也が地震・災害などを扱うWebサイト/ブログ。

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