6/19に石川県能登半島で起きたM5.4、最大震度6強の地震を、村井俊治・東大名誉教授らのJESEAと台湾の林湧森氏が予測していたので紹介する。
■「MEGA地震予測」
地震予測サービス「MEGA地震予測」を提供する地震科学探査機構は、提供する地震予測サービス「MEGA地震予測」の号外(2022/05/23配信)で、6/19に石川県能登半島で起きたM5.4の地震を予測していた。
私は「MEGA地震予測」のメールを購読しているが、6/15に同様の内容が「ピンポイント予測」として配信されていた。
「MEGA地震予測」は有料コンテンツだが、以上のことは下記のプレスリリースで発表していることなので問題ないと判断した。
■台湾M5.9
今朝2022/06/20 10:05に、台湾北東部・花蓮付近の内陸でM5.9(USGS当初発表はM6.0)の地震が起きた。
当初の米国USGSの発表はM6.0で、M6クラスということでブログで紹介しようとしたが、最初からM5クラスならば取り上げなかったかもしれない。
この地震を、台湾の林湧森氏が予知していた…と紹介したかったのだ。
6/10から15日以内だから、6/25までに台湾や日本付近でM7.5の地震を予測している。
私の方では、3/23の台湾・花蓮沖M6.6で「台湾-西日本地震連鎖の法則」→6/22頃まで西日本で大き目の地震に注意を呼びかけたところだった。
更に5/09 15:23にも与那国島近海(台湾・花蓮沖)でM6.6、最大震度3の地震が起きた。
そのため、警戒期間は8/8まで延びた。
Facebook繋がりの林さんに「予測通りになりましたね」と言ったところ、台湾の地震はこれで終わりとは限らず、より大規模な地震が発生する可能性はあるとのこと。
現在は惑星集合状態となっていて、そこを月が通過中で、点的というより線的に要注意期間が続くため、予測が難しい。
下記の図は昨日の石川県能登地方M5.4の地震の発生時のもの。
もっと早くから、注意を呼びかけるべきだった。
林さんは、以前にソフトウエアエンジニアだったと聞いた。
私と同じで、なるほどそれでデータ重視の人なんだと納得した。
■スーパームーン+太陽フレア
現在のように、スーパームーン満月トリガーと太陽フレアが重なると、たとえM1クラスのフレアでも影響が大きいようだ。
6/14の満月以降の1週間で、最大震度3以上の地震は計8回起きていた。
比較対象として、まだ6/14の満月トリガー期間に入っていなかった6/1~6/8の1週間で起きた最大震度3以上の地震を調べると、2回だけだった。