今日は未明に徳島県南部でM4.8最大震度4の地震が起きたが、この震源域は昭和の南海トラフ巨大地震の前にも活動的だったこともあり、今後の揺れ方次第では注意が必要となる。
■徳島県南部M4.8
今日の徳島県南部の地震の詳細は、以下の通り。
西日本の非常に広範囲で有感地震となった。
深さは50kmと深く、フィリピン海プレートの南からの沈み込みが震源となったことがわかる。
■フィリピン海プレート沈み込み
徳島県南部でM4クラス後半の地震は、そう多くは起きていない。
1919年以降の約102年間で、M4.5以上の地震派33回だけだった。
そのうち、昭和東南海地震が起きる数年前に、M5クラスの地震が2回起きていた。
1937/07/31 11:09:徳島県南部、M5.0、深さ57km、最大震度3
1938/01/12 00:11:和歌山県南方沖、M6.8、深さ19km、最大震度5
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1940/05/28 23:23:徳島県南部、M5.7、深さ39km、最大震度4
1940/11/18 21:47:和歌山県北部、M6.3、深さ50km、最大震度4
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1944/12/07 13:35:三重県南東沖(東南海地震)、M7.9、深さ40km、最大震度6
徳島県南部でM5クラスが起きた後で、和歌山県あたりでM6クラスの地震が起きた。
そして、東南海地震(南海トラフ巨大地震)が起きた。
上記の地震は、すべてスラブ内地震、つまり南から沈み込んでいるフィリピン海プレートの内部で起きたものだった。
もちろん南海トラフは今すぐには動かないが、このあたりの同プレート内の地震は注視する必要がある。
今日の地震はまだ小規模だが、もう少し規模が大きいM5クラスくらいが起きると、もう少し真剣に考える必要があるかもしれない。
■徳島県南部地震
他に、徳島県南部自体で被害地震となった例もある。
1955/07/27 10:20:徳島県南部地震、M6.4、深さ3km、最大震度5、犠牲者1人、負傷者8人
この地震は、「剣山地震」とも呼ばれた。
実際は、最大震度5だったという。
こういうこともあるので、大きな地震が起きる頻度が低い震源域でも、却って要注意なこともある。
■今日の地震
今日は、また関東南海で人知れず揺れていた。
2022/06/17 01:26:八丈島東方沖、M4.4、無感(220km)
大した規模ではない無感地震だが、昨日まもりだまを含めたばけたんの点滅が多めだったのは、この地震や徳島県南部も含めていくつかの地震の前兆だったのかもしれない。
■頭痛体感
今日は頭痛があり、いま21:10時点でも続いていて、頭痛薬を飲もうと思う。
・2022/06/17:12時頃から軽い頭痛あり。コーヒーを飲んで一旦収まるが夜に再度始まり頭痛薬服用。→2022/06/20~21
■イオノグラム
19:40時点のイオノグラムを見ると、国分寺で派手に出ていて、上記の八丈島東方沖あたりでまだ揺れるのかもしれない。
■スズさんのブログ
昨日2022/06/16 14:35のスズさんの「そういえば、、。」と題したブログ記事。
微笑ましい。
物事には、すべて「行い」に対応する「結果」がある。
あの親子ならば、あり得ると思えてくる。
※Amazonのオジギソウ、異なるところから買って正解だったかもしれない。
島忠ホームズの苗よりも、地震に敏感になりそうな予感がする。