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■はじめに
南海トラフ巨大地震は前回の東南海・南海地震の発生から70年近く経過していて、次の地震発生の可能性が高まっているとされる。
政府・地震調査研究推進本部の試算では、同震源域でM8~M9クラスの巨大地震が発生する確率は、30年間で70~80%とされている。
では、直近で巨大地震が起きる可能性は、どれくらいあるだろうか。
今回は、気象庁の震度データベース検索より、1919/01/01~2022/05/26に西日本の太平洋沖で発生したM5.5以上の地震について調査を行った。
そして、自説である黒潮大蛇行と南海トラフ巨大地震など西日本南岸で起きる大地震の発生時期を統計的に検証して、南海トラフなど大地震が直近で起きる可能性を検討してみた。
最新の情報の解析の結果では、これまでのように悠然と構えてもいられなくなる可能性もあり、その点も詳説する。
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from 百瀬直也:地震前兆・超常現象研究家/ライター/ブロガー https://note.com/momosen/n/n237e8e7742c9