昨日のSmart FLASHの記事で、与那国島近海の地震に関連した内容が書かれているが、地震学者が過去の八重山で8千人の犠牲者が出た地震津波について言及していて、その再来の可能性を考えてみたい。
■台湾東沖の地震
まず「M6.1」とあって、そんな規模の地震は起きてないけど…と思った。
これは、2022/05/09 15:23に与那国島近海(台湾・花蓮沖)で起きたM6.6、最大震度3の地震のことだった。
このFLASHの記事は、『台湾東部沖でM6.1…九州・沖縄地方への地震を専門家が警鐘「石垣島に30mの大津波が来た史実も」』と題したもの。
このFLASH記事では、おなじみ武蔵野学院大学の島村英紀特任教授が解説する。
ちょっと長くなるが、引用する。
「震源地付近には、フィリピン海プレートの海溝がかかってきますから、そのプレートの動きが、今回を含め台湾沖の地震を引き起こしていると考えられます。
じつは、フィリピン海プレートの動きが速いのが、気になっているのです。世界のプレートでは通常、動きは1年に1cm程度ですが、フィリピン海プレートの場合、南から北に4.5cmもの動きを見せています。
【中略】
恐れられている南海トラフの巨大地震も、このプレートが作用して発生するものです。南海トラフ本体は、M9レベルのものが到来すると考えられています」
ただし、私の考えでは、この地震が即南海トラフ巨大地震の引き金になるといったことはない。
現状の黒潮大蛇行の長期予測では、今年いっぱいは大蛇行が続く可能性も示唆されているくらいで、当分は大丈夫そうだ。
■恐るべき津波
八重山地震では、高さ約30mの津波が先島諸島を襲ったと考えられている。
島村氏は、こうも語る。
「フィリピン海プレートは、台湾沖から沖縄諸島、九州地方へとつながっていますから、今回と同様か、それ以上の規模の地震が、沖縄や九州で発生することは十分ありえます。
また、今回と同様の地域で地震が発生したとしても、巨大な津波が日本を襲う危険性を考えなければいけません。実際に、5月9日の震源地からほど近い、石垣島沖でかつて発生した地震の影響により、沖縄列島に日本史上最大の津波が来たことがあるんです。」
そして、石垣島では島の人口の約半分の8千人が犠牲となった。
■起こるべくして…
この時代に起きた大地震は、何かしらの「傾向」を考えようにも、「とっかかり」が殆どない。
現代の地震ならば、当時の海流とか、前兆地震の有無とか、etc。
そうなれば、頼りになるのは「天体配置」だ。
8時頃と、時間までわかっているので、天体配置を調べてみた。
八重山地震の発生時の天体配置を見てみると、「Oh my God」と言いたくなった。
私が最も重視する「調停アスペクト」が、二重にできていた。
最近の単体の調停アスペクトの例としては、2022/03/16 23:36の福島県沖地震(M7.4、最大震度6強)の発生時のものがある。
自説にハマりすぎな例なので、自分でも驚いた。
過去の大地震で、非常に頻繁に見られる「基本の型」なのだ。
いつも書いているように、このような特殊な天体配置ができたからといって、必ず大地震が起きるわけではないが、地震が起きそうな時に「トリガー」となり得るということだ。
■耳鳴りなど
今日は夕方から非常に強いセミ鳴きの耳鳴りが続いている。
イオノグラムを見ると、19:45時点で、沖縄あたりか、また与那国島近海か、地震が起きそうだ。
右上の国分寺も強いが、これは別の地震かもしれない。
こういうデータが出ると、もうすぐにでも揺れるかもしれないと、いつも焦る。
だが、その割には規模が小さめだったという場合がほとんどだが、念のためということで。
耳鳴りは20時時点で段々強くなってきて、「狂いそうなくらい」の手前くらいのレベルだ。
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