昨日4/23にTOCANAに掲載された私が執筆した記事は、「体感」の一つとしての耳鳴りと地震の発生には関係があるということを解説したもの。
■強烈な耳鳴りの前兆
普段ならばFacebookページ「防災三昧」などで自動で配信される記事で、自分の記事が掲載されたことを知る。
だが、昨日から超多忙で、そういう投稿を目にする余裕も無かった。
そして今日も色々やることがあって、掲載の翌日夜になってやっとブログで紹介することになった。
これだけ遅れたのは、新記録かもしれない。
昨日のTOCANAの記事は、『最近多発の地震と「耳鳴り」に明らかな相関! 聞こえたら本当にヤバい音と恐怖のメカニズムとは?』と題したもの。
2022/04/19 08:16に福島県中通りでM5.4、最大震度5弱の地震が起きた。
私はその前日に、強烈なセミ鳴きの耳鳴りが続いていて、強めの地震に注意を促していたところ、予想通りに発生した。
詳細については、下記のTOCANAの記事を読んでみてください。
■阪神・淡路大震災の前にも
昨日の記事、19時現在でTOCANAの人気記事ランキングで3位にとどまっていて、1位になっていないのは、もしかすると私がこのブログでまだ紹介していないせいもあるのだろうか。
TOCANAで書いたように、1995/01/17の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)の前兆証言をまとめた『前兆証言1519!―阪神淡路大震災1995年1月17日午前5時46分』(弘原海清、東京出版)には、地震の前に耳鳴りの証言がいくつかあった。
このような大地震の前兆として何かなかったかと聞かれて、「耳鳴り」と答えるということは、それなりに顕著な現象としての記憶だったのだろう。
あまりに酷くて、医者に診てもらった人もいた。
だが、地震との関係についてつい言ってしまったために、(恐らく耳鼻科の)医師から一笑に付された。
地震前兆現象としての「体感」について、地震学者もほとんど否定する中で、地震に関係ない医師たちが否定するのも、無理もないかもしれない。
■『地震予測ハンドブック』
耳鳴りの前兆現象のうちで、今回トカナで紹介しなかったケースもある。
こういう時、私の「バイブル」の1冊である『地震予測ハンドブック』(三一書房編集部、三一書房)が役に立つ。
経験豊富なフリーの編集者が編集代表だけあって、100冊以上の文献を参考にして様々な地震前兆事例を網羅している。
これはもう、「地震前兆事典」と呼んでも良いかもしれない。
この本の「第十章 人体」では、いわゆるヒトの「体感」の前兆事例も見られる。
たとえば、下記の例。
人体に異常を感じる例(1日前、当日直前)
※鋭い突然の耳鳴り
このような突発的な耳鳴りは、記憶に残りやすいだろうと想像がつく。
だが、例えば私のように「強いセミ鳴きの耳鳴りが続いた」といった症状は、まず大地震の前にあったとしても、地震の後では忘れてしまったり、「地震と関係があるわけない」と退ける人が多いのではないか。
また、このような報告があっても、多くの科学者や研究家は、真面目に扱うと笑われるからといった理由で、無視することもあるのだろう。
■「閉塞」を伴う耳鳴りは確度が高い
私は19年ほど前に、大きな地震の前に耳鳴りがすることに気づいた。
そしてExcelで記録したデータを解析するうちに、やはり耳鳴りは地震前兆現象である可能性が高いと考えるようになった。
そして、いくつかある耳鳴りのパターンの中で、セミ鳴きの耳鳴りが垂れ流し的にずっと鳴っている場合よりも、「閉塞」を伴う耳鳴りがごく短時間起きるケースを最も重視している。
また、Yahoo!JAPANリアルタイム検索でツイート数グラフを見て、国内のどこかで大きな地震がありそうだと推測することもできる。
ただし、下記の今日19:25時点のようにピークが平たんな場合は、予測が難しい。
TOCANAでExcelデータを掲載したが、それとは別に、「耳閉塞」でフィルタリングして抽出してみた。
そして、対応すると思われる地震をチェックしてみた。
すると、ほとんどの場合で翌日までに南関東の内陸でM3クラス以上の地震が起きていた。
やはり、閉塞の後で「ピー」や「ポー」のような正弦波的な耳鳴りが続く場合は、ほとんど必ず関東の近場で地震が起きるようだ。
このような閉塞を伴う耳鳴りは、他の人々も体感しているのだろうか。
それを知りたくなってきた。
私もあるという人は、Amebaブログのコメントで教えてもらえるとありがたいです。
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