週刊誌で「ダブル直下型大地震」という記事があり内容を検討するのと、太陽でMフレアが起きるなどの前兆があるので紹介する。
■週刊実話の記事
まず、今日「週刊実話WEB」で『GW要警戒!! 関東・関西を襲う「ダブル直下型大地震」発生の恐れ…』と題した記事が掲載された。
この手の週刊誌の記事だと、スルーすることが多い。
だが、時期も時期なので、念のため紹介することに。
まず、防災ジャーナリストの渡辺実氏がこう語る。
「首都直下型地震はこれらの巨大地震(南海トラフ、日本海溝、千島海溝地震)の前に起こる気がします。今すぐ発生しても不思議ではない条件はそろっていると思いますよ」
このうち、少なくとも首都直下型地震(南関東直下地震)と南海トラフ巨だ地震は、過去の歴史で前後して起きたことがあるのは確かだ。
次に、武蔵野学院大学特任教授(地震学)の島村英紀氏。
「数年のうちに首都直下型地震は必ず起きると思います。先に延びれば延びるほど、エネルギーをためこんで大きな揺れになるかもしれません」
そこまで言っていいんかい。
大体、週刊誌の「期待」に応えることを言ってくれる地震学者さんは決まっている。
それでも、否定できない部分があるのは確かだろう。
首都直下でも南海トラフでも、起きそうで起きないという時期が続いて、溜め込んでも良いことばかりとは限らない。
■首都直下地震と黒潮大蛇行
過去の南関東(首都)直下地震も、発生時期は黒潮大蛇行と関連している部分もある。
内陸が震源でも海に近いところだと、特にその可能性があると考えている。
たとえば2例だけ挙げると、下記のケースがある。
【大蛇行】1854年2月にペリー来航時に観測(開始・終了月不明)
【南海】1854年12月23日:安政東海地震、M8.4
【南海】1854年12月24日:安政南海地震、M8.4
【南関東】1855年11月11日:安政江戸地震(東京湾付近)、M6.9-7.4
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【大蛇行】1890年~1891年(2年間)
【南関東】1891年12月24日:山梨県東部(山梨県東部、内陸)、M6.5【南関東】1892年06月03日:東京湾北部、M6.2、家屋破損など
この2例の場合、昔のことなので、黒潮大蛇行がいつ終わったのかがはっきりわかっていない。
だが、12月頃に起きた地震の場合、大蛇行が既に終わっていたか、または終了前でも渦の力が弱まっていた可能性もある。
このように、私は南海トラフ巨大地震の発生と黒潮大蛇行は密接な関係があると考えているが、首都直下地震も全く関係ないわけではないのだ。
最新の予測では、大蛇行が今年いっぱいは続きそうというが、それが結果的に良いことになるか、悪いことになるか…。
■太陽でMフレア
今日、太陽でM1クラスのフレアが発生した。
2022/04/29 07:42UTC(16:42JST):M1.2
前回4/25には、M1クラスのフレアが3回続けて起きた。
その後、世界で特に大きな地震は起きていなかった。
そういうこともあり、必ず大きな地震が起きるわけでもない。
■羽夢菜の運動量
次に、久しぶりに羽夢菜(イエロージャンガリアン、メス)の運動量を。
04/22:4693回 →04/22 10:02:千葉県東方沖、M2.5、最大震度1
04/23:2847回
04/24:3060回
04/25:?
04/26:10053回(2日分)→4/27 09:13:千葉県東方沖、M4.2、最大震度2、18:24:東京湾、M3.0、最大震度2
04/27:1281回
04/28:2596回
04/29:5907回→?
少しずつ、「傾向」が見えてきたかもしれない。
3千回くらいが標準的で、それより多い時には関東圏で地震が起きることがある。
■耳鳴りが強いまま
私の体感は、連日のように続いているセミ鳴きの耳鳴りは、まだ強いままだ。
5/1の日食トリガーは、既に範囲内に入っている。
今朝はインドネシアでM6.0の地震が起きていて、そろそろ震源が北上して日本あたりでも大きめがあるかもしれない。
※先日のTV局の取材時にボロイノートPCを持って行って遅くて恥をかいたので、買い替えようかな。
取材料など臨時収入が入るとサルちゃんにあげてしまって残らない。