昨日・今日と太陽でM~Xクラスの大規模フレアが発生し、またロイヤルティ諸島ではM7クラスの地震が2回起きたが、過去にはロイヤルティ諸島-日本と大きな地震が連鎖する例があり、中には南海トラフ巨大地震の場合もあったので、紹介する。
■太陽フレア
まず、大規模な太陽フレアは、日本時間で昨日のX1.3フレアに続いて、今日未明にもM9.6の大規模フレアが発生した。
2022/03/31 02:21JST:X1.3
2022/04/01 03:17JST:M9.6
Xフレアは、昨年2021/10/28にX1.0フレアが発生して以来だ。
この時には、3日以内に内外でM5~M6クラスの地震が起きていた。
2021/11/01 00:02:サウスサンドウィッチ諸島、M6.0
2021/11/01 17:04:インドネシア・スマトラ島北部西沖、M6.0
2021/11/01 06:35JST:和歌山県南方沖、M5.0最大震度2
2021/11/01 06:14JST:茨城県北部、M5.3、最大震度4
このように、Xフレアだからといって巨大地震が起きるとは限らないが、大きめの地震が多発する傾向はある。
■ロイヤルティ諸島-日本連鎖
南太平洋ロイヤルティ諸島で大規模な地震が起きた後は、日本周辺でも大地震が続くことが多いようだ。
以下に、1900年以降で起きた地震連鎖例を3件ほど示す。
◎1944/10/05 17:28UTC:The Loyalty Islands、M7.0
→1944/11/16 12:11UTC:ソロモン諸島、M7.1
→1944/11/24 04:49UTC:バヌアツ諸島、M7.2
→1944/12/07 13:36JST:昭和東南海地震、M7.9、最大震度6、犠牲者・不明者1223人
◎2018/08/29 03:51UTC:Tadine, New Caledonia、M7.1
→2018/09/06 15:49UTC:45km S of Levuka, Fiji、M7.9
→2018/09/06 03:07JST:M6.7、北海道胆振東部地震、M6.7、最大震度7、犠牲者42人
◎2021/02/10 13:19UTC:The Loyalty Islands、M7.7
→2021/02/13 23:07JST:福島県沖、M7.3、最大震度6強、犠牲者1人
この海域でM7.0以上の地震が起きると、早い時は数日後、遅い時でも2~3ヵ月以内に日本でM6.5以上の地震が続くケースがあった。
しかも、昭和東南海地震、北海道胆振東部地震といった歴史に残る被害地震も含まれている。
このような連鎖例は、今のところロジカルに説明することは難しいが、今後の課題としたい。
また別記事で書くが、今日の新月は惑星集合を伴っていることもあり、またいくつかの要因が重なっているために、しばらくは日本を含めて大規模な地震が起きる可能性が非常に高いと思っておいた方が良いだろう。
※これ買ってくれた人が結構いるみたいですね。
サルちゃんが大好きで、私も毎食飲んでも飽きない。