昨夜は千葉県北西部でM4.7、最大震度3の地震があったが、これは現在発生中の「惑星大集合」によって、ほぼ想定内で起きたものだった。
このような天体配置を解析することで次の地震予測もある程度可能になる。
■惑星大集合
まず、最近起きた大規模な地震・火山噴火の時にどういう天体配置ができていたかを見てみる。
下記のチャートは、2022/03/16 23:36の福島県沖地震、M7.4、最大震度6強の時のもの。
この時には、月-水星=180度、月-天王星=120度、水星-天王星=60度のアスペクト(地球を中心で見た角度)ができていて、全体として「調停アスペクト」と呼ばれる直角三角形を形作っていた。
これは、私が過去の世界で起きた巨大地震や大きな被害地震の発生時の天体配置を調査して、非常に多くのケースで見られることを発見した。
こういう発見をした人が世界で他にいるかどうかわからないが、全くいないとはあまり思えない。
どのような研究でもそうだが、一番か二番かは自分にとってはあまり重要ではない。
ちなみに「調停」というのは占星術の呼称をそのまま借りているだけで、自分にとってはまったく意味はない。
■「カイト」
上記のように、ただ文章で書いただけでは説得力に欠けるだろうから、いくつか実例で示す。
まず、下記は1944/12/07の昭和東南海地震(南海トラフ巨大地震、M7.9)の際の天体配置。
次が、1923/09/01の大正関東地震(関東大震災、M7.9)の時のもの。
この時には、月-木星が180度のアスペクトを作っていて、その両側で「調停アスペクト」ができていた。
こういう形は、西洋凧のような形なので占星術では「Kite(カイト)」と呼ばれている。
この位ではまだ信用しない人がいるだろうから(?)、これでもかと、もう一つ。
これは2016/04/16の熊本地震(本震)の際のチャート。
この時には、緑線で示した「カイト」のほかに、赤線で示した「グランドトライン(Grand Trine)」と呼ばれる正三角形もできていた。
じつは、上で過去の大地震の際に「調停アスペクト」が多く見られると書いたが、実際は「カイト」である場合が圧倒的に多い。
そのため、地震が起きやすい天体配置の基本は「調停」だと考えているが、その傾向が強くなるのが「カイト」だと考えている。
■4/10の「調停」
昨日の記事で、このところ多発する強めの地震は、「点」ではなく「線」的にい起きていると書いた。
だが、その中でも短期的に特に要注意な期間がある。
それは、直近では4/10前後だ。
この時には下記のように「調停アスペクト」ができる。
そのため、世界的に大きな地震に注意が必要となる。
もっとも、このような天体配置はあくまでも地震の「トリガー」となり得る要因の一つとして考えていて、必ず大きな地震が起きるわけでもない。
上記チャートで、東京を中心に見れば、2022/04/09 21:00頃から注意期間に入る。
その後も、「惑星集合」といえる状態は少なくとも5月末頃までは続く。
今後も、要注意と判断する機関が近づいた際には、その都度アラートを出すことにしたい。
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