黒潮大蛇行が観測史上最長の4年8ヵ月以上続いていて、これが高潮・猛暑・降雪などに影響を与えるほかに、自説では南海トラフ巨大地震の発生にも大きく関係してくるが、その影響を探ってみたい。
■観測史上最長
2017年8月に始まった黒潮大蛇行は、4年8ヵ月以上続いていて、観測史上最長となっている。
今年に入って、大蛇行の渦がちぎれて、終わりそうな雰囲気が出てきたこともあった。
だが、いつの間にかまた復活していた。
下記の図は、earthサイトの最新の4/12時点での黒潮の海流図。
四国・紀伊半島の南沖あたりで、黒潮が大きく大蛇行していることがわかる。
理論的には、黒潮が弱いほど大蛇行が長期化する。
海洋研究開発機構の美山透主任研究員は「ここまで長期化するとは予想していなかった。漁業者からは不安の声も上がっていて、少なくともまだ半年は続くとみられる」と分析している。
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つまり、今年いっぱいくらいは大蛇行は終わりそうもないということだ。
■黒潮大蛇行の影響
そして、美山氏によると、一般に黒潮大蛇行が発生すると、以下のような影響が生じるという。
(最後の行は自説)
・高潮が起こりやすい
・東京で南岸低気圧による雪が降りやすい
・関東で蒸し暑い夏になる
・不漁の原因となる。
・岡田正実・百瀬説:南海トラフ巨大地震の発生が抑制される
降雪に関しては、しばらくは関係ないとして、直近の懸念事項としては、やはり関東地方が暑い夏となることだろう。
だが、南海トラフ巨大地震との関連についていえば、あまり長く続きすぎても、問題が出てくるかもしれない。
そのことは、2回目で書くことにする。
※日本人の多くは、どんなに健康に良いものでも、やはり「味」なんだな。
私とは全く違う。
釈迦の霊泉を常飲する前まで、過去に26回も注文していた。