今日3/23未明に台湾・花蓮沖で起きたM6.6の地震は、台湾の林湧森氏が予測していたことを紹介する。
■過去の林湧森氏の予測
台湾の「地震預測研究所」所長である林湧森氏については、過去にこのブログやTOCANAで紹介してきた。
2016/02/06に台湾南部でM6.4の地震が発生した際には、林氏は前日2月5日に自身のブログ記事で、台湾で「M6+」の地震が起きると予測していた。
林氏がどのような要素をもとに地震予測を行っているのか本人に質問したことがある。
その回答は「大気電圧の変化を計測することにより予測している」というものだった。
2016/02/10に掲載された私が執筆したTOCANAの記事で、上記の地震予知が的中したことを紹介した。
■熊本地震の際にも
今日の1本目の記事で紹介した「台湾-西日本地震連鎖の法則」だが、この地震にも日本での連鎖があっただろうか。
もう日時でピンと来た方もいるだろう。
約2ヵ月後の4/14(前震)と4/16(本震)に、熊本地震が発生して、273人の犠牲者が出た(前震含む)。
私がこの地震連鎖の法則に気づいたのは、2018年のことだった。
もう2年早く発見していれば、周知できたのにと思うと無念の想いがある。
■予測的中か?
林氏の地震予測に戻る。
2022/02/12 04:06(日本時間)に投稿された林氏のブログ記事では、以下のような地震予測を行っていた。
2022-02-11 19:11 UTC 地震予報:
(1)紫:100日間以內に、台湾(桃園、新竹、南投、宜蘭または花蓮の近く)、M7.0。
https://www.patreon.com/posts/62630294
2/11から100日以内ということは、5月下旬頃までの予測だった。
台湾の予測地域のうちの花蓮沖で、M7.0の予測に近いM6.6ということで、ほぼ予測通りだった。
大気電圧の変化を計測して予測しているということで、私が手が出ない分野だ。
今後も林氏の「地震予報」に注目したい。
■頭痛・耳鳴り体感
今日はこの記事を最後にして、横になろうと思う。
※これが現時点で高評価で安い方。全国自治体採用。