今日未明に石川県能登地方でM4.8、最大震度4の地震が起きたが、この1年間で地震が多発するようになり、今後の大地震の可能性を探ってみたい。
また関東周辺で地震前兆が出ているので、それも報告する。
■石川県能登地方M4.8
まず、今朝10時時点で、昨日から石川県能登地方で有感地震が3回起きた。
この震源域では、1919年以降の過去約100年間でM2.0以上の地震が337回起きていた。
だが、被害が出るような大きな地震は、そう多くはない。
それ以前の地震も含めると、M6.0以上の地震が2回起きていた。
1729/08/01能登・佐渡地震、M6.6~7、犠牲者5人以上。
2007/03/25:能登半島地震、M6.9、最大震度6強、津波、犠牲者1人。
2007年の能登半島地震は、ちょうど春の今頃の季節だった。
能登半島は他の震源の大地震でも津波に襲われることがある。
過去の9世紀以降のM7.0以上の国内の地震をエリア・月別に集計すると、下記マップのようになる。
能登半島は「S:本土北部」になるが、大地震が多発する季節は3~8月で、ちょうど春先からが注意期間となる。
■能登で地震が多発
石川県能登地方では、昨年3月以降の1年間でM2.0以上の地震が70回も起きていた。
震源は、能登半島の先端部分の内陸に集中している。
下記の気象庁震度データベース検索結果では、今朝の地震はまだ入っていないので、黄緑色で震源を追記した。
「70回も」と書いたが、その1年前の1年間では14回しか起きていない。
それを考慮すると、やはり今後夏頃までにより大規模な地震が起きることを警戒しておくべきだろう。
■直近の前兆など
下記の表は、今朝10時時点の最新のラドン濃度などのデータ。
まずラドン濃度は、深夜の06から08まで上昇した。
いちばん右端の列にある、夕方からテレビ画像乱れが2回もあったのは、能登半島や千葉県南部など多数の地震の前兆だったようだ。
今後まだ上昇するかどうか様子見だが、下記の9:40時点のイオノグラムを見ると、国分寺が最も要注意だ。
右下の沖縄はトラブルがあるのか、最新のデータではない。
だが、ラドン濃度は関東で今すぐには揺れそうではないので、また能登半島で地震が続く可能性がある。
いま10:45に今朝初めてばけたんが点滅した。
そろそろ起きそうか。
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