昨夜、太陽でM4クラスのフレアが発生し、またプロトン現象も伴っているので、4/1の新月トリガーの影響下に入っていることもあり、しばらくは世界的に大きな地震に注意が必要だ。
■リシルさん
まず、リシルさんが昨日2022/03/28 18:40に「防災意識高め」と題した記事を書いていた。
記事タイトルだけを見ると「ん?」と思ってしまい、何だかわからない。
だが、内容を読むと、「防災意識を高めに保ってください」ということのようだ。
記事の内容は以下の通り。
なにやら不穏な動きを感じます❗
緊急地震速報なったら落ち着いて行動して下さい!
広島方面からの体感もあります!
「広島方面」で、「緊急地震速報」が鳴るかもしれない地震がありそうだということだ。
リシルさんは知らないだろうが、ちょうど昨日太陽でM4.0の大きめのフレアが発生したばかりだ。
また後述するプロトン現象も伴っている。
しかも4/1の新月は惑星集合を伴うため、今週中あたりは世界的に大地震に注意が必要だ。
更に、3/23の台湾M6.6の地震によって、「台湾-西日本地震連鎖の法則」で大き目の地震の可能性を考えているので、多重的に要注意だ。
■プロトン現象と地震
今朝の記事で書いたように、昨夜2022/03/28 19:58JSTに、M4.0の太陽フレアが発生した。
同時に、「宇宙天気予報」で、太陽でプロトン現象が発生し、「静止軌道の10MeV以上のプロトン粒子フラックスは28日14時50分UTに最大18PFUに達しました」と報告があった。
過去のプロトン現象と大地震の関係については、まだまとめきれていない。
そのため、今日は下記の1例だけ示しておく。
◎2011/03/08~11:10MeV以上のプロトン粒子フラックスが1.1e+01PFUを超えた
→2011/03/11 14:46JST:東北地方太平洋沖地震、M9.0、最大震度7
この時はまた、2011/03/07に「4回ほどC6クラスフレアを検出」との報告も来ていた。
Cフレアと規模は小さいものの、4回連続というところに注目すべきだろう。
■今週中は注意
今回も太陽フレアとプロトン現象がセットで起きているが、必ずしも世界のどこかで「巨大地震」が発生するというわけではない。
だが、太陽面で活動が活発になっているということで、注意が必要だ。
フレアやプロトン現象と大地震の発生の相関性については、現代の最先端の自然科学で研究されていることだ。
海外では様々な論文も出ている。
そのため、すべての科学者がこの分野の知識があったり、関心を持っているわけではない。
最新の太陽フレアの状況を見ると、下記の図のように、日本時間3/28 19:58のM4.0フレア以降も、これまでに合計6回のMフレアが発生している。
■今日の前兆現象
今日3/29 17:50時点のイオノグラムでは、国分寺と沖縄が強く出ていて、今日は福島県沖あたりの余震が鎮まっているが、これからあるかもしれない。
沖縄の方は、もしかすると台湾の余震の可能性もある。
3/16の福島県沖地震(M7.4、最大震度6強)の前のようにフレアが集中して起きていたので、やはり今後は大きめの地震に注意が必要だろう。
※パンの缶詰。