リシルさんが昨日のブログで、東北で震度6の地震があると予測している。
また、3/16の福島県沖M7.4の前に、地震前兆としての気温変化があったかどうかを調べてみた。
■リシルさん
まず、リシルさんは昨日2022/03/19 09:50の「東北 震度6」と題した記事で、1行こう書いていた。
かなり強烈な体感があるので注意して下さい!
最近の傾向で、いつとは指定がないが、震度6(弱/強)くらいの地震は、まだいつでも起きそうな時期ではある。
■気温変化:長期的
次に、私は2022/03/14 16:37にAmeba支部で投稿したブログ記事で、地震前兆について書いていた。
1つは連日のように頭痛体感で、これも3/16の福島県沖M7.4の前兆だったようだ。
もう1つ、以前から私が前兆現象として研究してきた「短期的気温変化」がある。
地震前兆現象としての気温の変化には「長期的」と「短期的」の2つを分けて検討している。
「長期的」の方は、ちょうど昨年夏も記録的猛暑となったが、その後は春頃までに該当地域で大きな地震が起きることが多い。
東北地方太平洋沖地震の前年も、同様だったように。
2021年の夏は、特に北日本(北海道・東北)で猛暑となった。
福島県いわき市小名浜などでは、夏の平均気温の高い方から1位の値を更新した。
このように、猛暑で特に平均気温が高くなった地域は、翌年春頃まで大きめの地震の可能性を考えておいた方が良いかもしれない。
■気温変化:短期的
次に、3/16の福島県沖M7.4と、3/18の岩手県沖M5.6の地震の前の、震源近くの短期的気温変化を見てみる。
短期的というのは、地震前の、長くて1~2週間くらい前からの最高気温の日毎の変化を調べること。
◎福島県・相馬
まず、福島県沖M7.4の前の気温変化グラフは以下の通り。
赤線の「最高気温」に注目を。
このように、まず地震の4日前に最高気温のピークがあり、次に1日前にもピークがあった。
◎岩手県・普代
次に、3/18の岩手県沖の方は、M5.6とそれほど大規模ではないが、参考までに見てみる。
このように、地震の3日前と7日前にピークが見られる。
この位の遅延は、非常によく見られるパターンだ。
■やはり前兆だった?
このように、今回は2日前にブログで「今日は気温が急上昇して、これも地震前兆の可能性を考えたくなる」と書いていて、それとなく地震の予兆を考えていたことになる。
では、ここ東京都小平市の3月の気温変化は、どうなっているだろうか。
近場の府中の観測点を見てみると、やはり私がブログで書いた3/14に、最高気温がピークとなっていた。
まだ6日前なので、これから関東で大き目の地震が起きないとも限らない。
ただし、このような気温変化は、「必ず」地震前兆となるとは限らない。
特に、全国的に同様の気温の上下がある時には、局地的な地熱の上昇によるものでは無さそうだと判断して、無駄な時間を費やさないことにしている。
また、このような気温変化は、海底が震源となる場合よりも、内陸が震源となる大地震の方でより顕著に現れる傾向がある。
そういう意味では、3/16の福島県沖M7.4は震源が深かったために、その意味でも顕著な気温のピークが現れなかったのかもしれない。
※あくまでも「研究用」だが、うちでは夫婦揃って「陽性」と出て、翌日に即クリニックへ行って再度陽性となって、役に立った。