今日TOCANAに掲載された私が執筆した記事は、ちょうど7年前の東日本大震災4周年の日に掲載されたもので、通常私が絶対に書かないような「幽霊」について真剣に書いたもの。
■TOCANAの記事
今朝は私が新規に執筆した記事も掲載されて、これで終りと思っていた。
だが、その後にどうも見たことがあるようなタイトルの記事があると想ったら、私の記事だった。
『【3.11から11年】被災地で幽霊目撃談が多い切実な理由』と題したもの。
ちょうど7年前の大震災4周年の日2015/03/11に掲載された記事の再掲だった。
東日本大震災の後で、被災地で「幽霊が出る」という噂が各地で流れた。
だが、それは結果的に「恐怖」よりも「癒し」を与えるものが多かった。
そこまで書けば、巷に溢れる「ヨタ記事」ではないことがわかってもらえるでしょう。
記事中でも書いているが、そのような怪談話には、被災した人々にとって「プラスとなる要素がある」と考えて紹介していたものだ。
関心がある方は、下記のTOCANAの記事を読んでみてください。
■「怪談もの」ならば書かない
私は、巷で人気がある「怪談」というものが大嫌いだ。
「霊」的なものは、興味本位で対するものではないと考えているからだ。
この記事で書いたように、多くのメディア、特にNHKが大真面目に霊的なことを取り上げたことが、非常に意外だった。
もちろん、霊的存在の真偽についてがメインのテーマではなく、霊に出遭った人々の「癒しのプロセス」を重視したものだ。
如何にも日本的な文化だ。
ここで私が、50年近く霊的世界の探求や超常現象の研究を続けてきて、特に強調したかったことがある。
それは、
「霊は決して怖い存在ではない」
ということ。
特に亡くなった肉親などが現れるというのは、本人を怖がらせるためではない。
そこにあるのは、「障り(さわり)」ではなく、会いたいという気持ちからの「触り」なのだ。
他にもっと書きたいことがあるが、今夜は多忙なので、この辺にしておく。
※『魂でもいいから、そばにいてーー3・11後の霊体験を聞く』