最新の黒潮の海流状況を見ると、黒潮大蛇行の渦が千切れて、非大蛇行流路と同様になっているが、こうなると南海トラフ巨大地震の足音が聞こえて来そうだが、実際はどうなるだろうか。
■黒潮の最新状況
まず、国立研究開発法人・海洋研究開発機構(JAMSTEC)がYouTubeで公開している黒潮の予測を見てみる。
最初は、2022/02/10発表の3/1までの黒潮「短期」予測より。
この動画では、2022/02/13 04:00頃に、大蛇行が千切れる予測となっている。
下記の埋め込みでは、その時点から再生されるようにしてある。
そして現在2022/02/16 19:00頃には、完全に千切れている予測となっていた。
そして実際はどうかというと、海上保安庁の「海洋速報」の2/15の海況をみると、黒潮がほぼ大蛇行していない流路となっている。
そして、その南に青線で回転する矢印が描かれている。
これが千切れた渦を表しているようだ。
earthサイトの2022/02/15 09:00時点の海流図をみると、やはり渦が千切れているようになっている。
次にJAMSTECの2/10発表の4/14までの「長期」予測を見ると、3/12あたりで渦が千切れる予測となっている。
予測は正しかったが、ただ千切れる時期が予想よりもかなり早かったようだ。
■大蛇行は復活するのか?
ただし、JAMSTECの予測によると、千切れたのはあくまでも一時的な状況であり、長期予測の解説文によれば、渦が千切れても大きな蛇行は残るだろうという。
だが、ここが大切だが、4月には黒潮が紀伊半島に近づいたり、八丈島の南を通るなど、典型的な蛇行ではなくなる予測となっていて、これが続けば、すぐにではなくても大蛇行が終息に向かう可能性もあるという。
そうなると、先日の記事でも書いたが、今年の早いうちに黒潮大蛇行が終息すれば、今年中に南海トラフ巨大地震の発生も視野に入れておかなければならない。
そのような可能性を頭の片隅に置いて、特に南海トラフの津波被害が予想される地域にお住いの方々は、防災意識を高めて過ごしてください。
■グアテマラでM6.2
次に、今日2022/02/16 15:07に、中米グアテマラでM6.2の地震が起きた。
震源は、南部沿岸のギリギリの海岸だったようだ。
2/17の満月の前日で、そろそろ地震活動が活発化してきそうだ。
上記の過去24時間のM2.5以上の地震のマップを見ると、環太平洋の北半分が活発化しているようだ。
やはり日本も含めて、環太平洋の北西部分も活発化する恐れがあるので、今朝の記事で書いたM1.3フレアなどもあるので、今週は注意が必要だろう。
■サルちゃんのタイ料理三昧
今日の記事では、すごく重要なことを書いている。
タイハーブなどのタイ食材は、放射線デトックスや抗がんなどの高い健康効果があるものが多く、タイ人たちは知らずのうちに健康の恩恵を受けている。
そのような「神食材ベスト10」を紹介している。
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