今日の河北新報のニュースで、東日本大震災の津波襲来の際に気仙沼市の港で撮影された壮絶な動画が初めて公開されたことを知った。
3.11の津波を体験した人の多くは見たくないだろうが、津波を経験したことのない人々にとっては防災観点上なにかしら得るものがあるかもしれないので、【閲覧注意】として紹介する。
■11年前の動画
この動画は、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震によって発生した津波の発生時に、宮城県気仙沼市三ノ浜の鶴ケ浦漁港で撮影されたもの。
現在同市で飲食店を経営する20代の男性が撮影した。
この人は、11年前の大震災当時はまだ中学3年生だった。
当時は鶴ケ浦漁港の近くの高台に住んでいて、iPodタッチで撮影したという。
気仙沼市では、最大で高さ21mほどの津波に襲われた。
遡上高、つまり海面の高さから見て津波が川などを遡上した高さは、同市では20mほどだった。
この津波では、実際の高さが最大で21mほど、遡上高は同県女川で43mにも達した。
気仙沼市は、それに比べると津波の規模は低かったようだ。
それでも、民家の屋根まで沈むほどの津波が押し寄せた。
河北新報の記事『津波映像10年経て公開、再生890万回突破 気仙沼の男性「誰かの命を守るなら」』は、下記リンクから読める。
■津波の動画
このYouTube動画は、昨年2021/11/22に投稿され、現時点で910万回以上の再生回数となっている。
私は、中学生が撮影したといった記事の内容を読む前に、詳しい知識が無いままにこのYouTube動画を見た。
そして思ったこと。
まず、誰かが「上に上れ!」と言うまで、誰も避難する様子がないことに愕然とした。
やはり、このような津波被害の危険性が高い土地に住んでいても、長年起きていないと「正常性バイアス」が優位となってしまうのか。
この動画を撮影した時には、階段の上まで津波が到達せずに、人々は助かった。
だが、毎回そうであるとは限らない。
誰もが恐怖は感じるだろうが、それでも我慢して見れば、自分たちならばどう行動するかなど、家族など身近の人々と話し合う題材にもなるだろう。
そういうわけで、閲覧注意で見てください。
※水でやられて水で助かる。
以下は私がAmazonで書いたレビュー。
観音温泉は、静岡県下田市で、創業者が夢の観音菩薩のお告げで掘り当てたという霊泉です。肝硬変、胆嚢炎、通風、薬物中毒などの病気に効果があるとか。飲んでみるとと、笑いだしてしまうくらいに甘く感じるけれど、これは硬度0.7の超軟水であるためです。
いわゆる飲む温泉水は全国に色々あり、それらを研究していますが、この水は、比較的安価な価格で入手できるものの中では、群馬県の釈迦の霊泉の次くらいに健康効果が期待できると思います。最大の利点は、これだけ貴重な温泉水がこれ以上ないという破格の価格で購入できることで、ありがたいことです。