今日1/11朝、大分市でツキノワグマと思われる動物が目撃されたが、その直後にごく近くの大分県南部で地震が起きたため、クマ出没が地震前兆だったかどうかを詳細に検討する。
■大分県でクマ出没
今日の「クマ出没情報ブログ」に投稿された情報によると、今朝大分市でクマと思われる動物が目撃された。
(下記サイトはSSL化されていないのでアクセスは注意を)
2022/01/05 09:35頃、大分県大分市の「トキハわさだタウン」へ行く途中の、野津原辺りを車で走行中、道路際でクマを目撃した。
わさだタウンの位置は、大分県大分市玉沢755-1。
野津原は、その南西にある旧町名で、2005年に大分市に編入した。
車を運転していた人は、野津原の南西方向から国道442号を北東方向へ向かっていた。
野津原で、正確な位置は不明だが、Googleストリートビューで見ると、下記のような山道もあり、山の方からクマが降りてきても不思議はなさそうな土地だ。
■大分県南部M3.9
大分県のクマ出没の後で、下記の地震が発生した。
2022/01/11 12:23:大分県南部、M3.9、最大震度3
震源は、北緯33.0度、東経131.9度(33°00'00.0"N 131°54'00.0"E)
クマ目撃地点から震源までは、およそ39kmほど。
通常、動物の異常行動の場合、地震の規模・距離・時間差を考慮すると、地震前兆現象としての可能性は考えられるだろう。
だが、そもそも九州でクマというと、「九州にクマはいるのか?」という面倒くさい検討から始めなければならない?
クマ出没情報ブログの九州地方の項を見ると、福岡県、佐賀県といった九州北部でもクマ目撃報告はある。
大分県では、近年では大分県日田市で数回目撃情報がある。
だが、九州全体としては絶滅に近い状態であるようだ。
ツキノワグマは、通常気温が6度まで下がると冬眠をすることがわかっている。
大分県では、1月になってから日々の最低気温が0度~3度くらい、平均気温が5度~8度くらいとなっている。
通常ならば冬眠に入っているはずだ。
ただし、冬眠といっても眠りが浅い時に食物を採って食べたりすることもある。
このようなツキノワグマの生態を考慮すれば、このケースが必ず地震前兆と決めつけるには慎重になる必要がある。
■九州で地震が目立つ
昨日まで釈迦の霊泉に滞在していて、時々地震情報をチェックすると、九州から沖縄県にかけてで地震が目立つという印象を受けた。
下記のように、この3日ほどで・九州以西でこれだけ有感地震が起きていた。
1ヶ月前に、トカラ列島近海で群発地震が始まった時に、同震源で大きな地震が起きるよりも、国内の他の地域で大きめが起きることを懸念すると書いたと思う。
やはり注視する必要がありそうだ。
今朝の大分県南部の震源は、あまり地震が起きたことを聞かない。
気象庁震度データベース検索で、1919年以降に同震源で起きたM3.0以上の地震を検索すると、49回しか起きていない。
■「慶長地震がそのままに起こる」
過去の大分県の大地震といえば、最も知られているのは「慶長豊後地震」だ。
1596年9月4日(または1日)に別府湾あたりで発生したM7.0~M7.8の地震だった。
710人の犠牲者が出た。
ここまで書いて、イヤなことばかりを連鎖的に思い出すが、例のスズさんの「災害の夢ブログ」。
2015/08/28の「夢、、。」と題した記事で、衝撃的な記述があった。
スズさんが、耳元で「噴火はもちろんのこと、大分県北部地震、そして、慶長地震がそのままに起こる、、。」と囁かれたという。
慶長年間には、「慶長大地震」と呼ばれる一連の大地震が立て続けに起きた。
以下のように、地震もその一つだった。
・1596/09/01:慶長伊予地震、M7.0。
・1596/09/01 or 04:慶長豊後地震、M7.0~7.8、犠牲者700人以上。
・1596/09/05:慶長伏見地震、M7.0〜7.1、犠牲者1,000人以上。
・1605/02/03:慶長地震、南海トラフ津波地震など諸説。
・1611/09/27:会津地震、M6.9、犠牲者約3,700人。
・1611/12/02:慶長三陸地震、犠牲者3000人以上。
もちろん、そのような地震が今起きるというわけではないが、スズさんが夢枕で囁かれたことが今でも頭から消えない。
これは、実は2016年の熊本地震や同日の大分県の地震で「終わり」だったとなれば、それが一番良いのだが、そうとは断言し難いことも確かだ。
今朝のM3クラス程度では騒ぎ立てることはないが、たとえば2015/7/13にM5.7、最大震度5強の地震が起きていた。
熊本地震のちょうど9ヵ月前のことだった。
このくらいの地震が起きれば、それに続く地震に注意した方が良いだろう。
■体感
今日は17時頃、入浴中に右耳が閉塞したかまたは強い耳圧を感じた。
頭痛体感は、実は前回1/9夜にブログを書いた後で、「夫婦シンクロ頭痛体感」どころか、親子3人の体感となった。
7歳の娘の愛弥美が釈迦の霊泉の宿で、頭が痛いと言って眠れずに泣いていたのだ。
サルちゃんもまた、頭が痛いと言っていた。
ここ数日の頭痛体感と予測は、以下の通りとなる。
・2022/01/06:朝から強烈な頭痛で昼と夜に頭痛薬を飲むが収まらずダウン。午後:警戒。→2022/01/09~10
・2022/01/07:昨日に続き朝も軽く頭痛が続いていた。→2022/01/10~11
→2022/01/11 04:19:茨城県沖、M3.8、最大震度2
・2022/01/08:群馬県みなかみ町の釈迦の霊泉で強い頭痛で夕食後に頭痛薬服用。頭痛ーる:夜から警戒(小平市では注意)。→2022/01/11~12
・2022/01/09:群馬県みなかみ町の釈迦の霊泉で前日に続き深夜も強烈頭痛で目が覚め数時間眠れず。朝にコーヒーを飲んで収まる。サルちゃんも頭痛があり、愛弥美も頭痛で眠れず。→2022/01/12~13
関東もそうだが、しばらくは九州なども注意した方が良いかもしれない。
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