気象庁は昨日、長期の3ヵ月予報を発表したが、それによると現在続いているラニーニャ現象は春に解消されるといい、そうなると世界的な地震・噴火の起き方に影響を与えるので検討したい。
■ラニーニャは解消へ
気象庁は今日25日(火)、2月から4月までの3か月予報を発表した。
太平洋の西側で海水温が高くなり、東側で低くなる「ラニーニャ現象」
昨年秋に発生して現在まで続いているが、気象庁によると、この冬いっぱいは続くだろうという。
私の研究では、大地震や火山噴火の発生と海洋現象には、密接な関係がある。
たとえば、ラニーニャ現象の発生中は日本で火山噴火が少ないとか、黒潮大蛇行の発生中は非常に多いとか。
■フンガハアパイ
下記のマップは、1/18時点の大平洋の海面水温偏差を色で示している。
暖色系が濃いほど海面水温の平均から高くなり、寒色系は低くなる。
1/15に海底噴火したトンガ諸島のフンガトンガ・フンガハアパイは、ラニーニャの影響で海水温が高めだったようだ。
同様のことは、海底で大地震が起きる際にもみられる。
■今後はどうなるか
東北地方太平洋沖地震は、ラニーニャ現象が2011年春に終息する直前に発生した。
そして、今回も春に終息するという点では、11年前と同じだ。
この3ヵ月くらいの間、ラニーニャ現象が終わる前までに大きな地震がなければ良いが、どうなるか。
詳しいことは、今後の黒潮大蛇行などの状況をみて判断することにしたい。
※一戸建ての家では防犯カメラは必須。
今の空き巣はGoogleストリートビューで侵入しやすい家を物色するとか。
人感センサーでピカッと照らされて平気な泥棒さんは、あまりいない筈。