今日TOCANAに掲載された私が執筆した記事は、昨年阿蘇山噴火と台湾でM6クラスの地震が続いた後で、過去に西日本で大きな地震が続いたケースがあるので警戒を促したもの。
■TOCANAの記事
今日TOCANAに掲載されたのは、『【警告】西日本で超巨大地震が迫っている!? 阿蘇山や黒潮が示す“ヤバい兆候”と恐怖の法則』と題した記事。
記事タイトルは、例によって「お約束」で、「ああまたか」とでも思ってください。
お約束:「超巨大地震」→「大地震」
実はこの原稿、2ヶ月前に編集部に送ったもの。
2ヶ月経って、私の予測の通りになってきた部分があるので、まずは下記のトカナの記事を読んでください。
その後に補足します。
■「台湾―西日本地震連鎖の法則」
これは私が発見した一つの地震連鎖のパターンで、2018年にTOCANAで初めて発表した。
今回は、下記のリストの通りに、何度も書いているように、福徳岡ノ場で戦後最大規模の海底火山噴火がきっかけとなって、桜島や阿蘇山の噴火も続いた。
【大蛇行】2017年8月下旬~(4年4カ月以上)
2021/08/13:福徳岡ノ場、海底噴火で新島形成
2021/09/14:東海道南方沖、M6.0、最大震度3
2021/09/21:千島列島、M6.6、最大震度1
2021/09/29:日本海中部、M6.1、最大震度3
2021/10/06:岩手県沖、M5.9、最大震度5強
2021/10/07:千葉県北西部、M5.9、最大震度5強
2021/10/08:桜島南岳爆発
2021/10/20:阿蘇山噴火
2021/10/24:台湾北東部沖、M6.3、最大震度2
2021/11/11:宮古島近海、M6.5、最大震度4
2021/11/29:鳥島近海、M6.4、最大震度2
2021/12/03:紀伊水道、M5.4、最大震度5弱
2021/12/04~:トカラ列島近海・群発地震、最大M6.1、最大震度5強
2021/12/05~:伊豆大島近海・群発地震、最大M3.2、最大震度2
2021/12/26:宮古島近海、M6.1、最大震度4
2022/01/03:台湾付近、M6.3、最大震度2
2022/01/04:父島近海、M6.1、最大震度5強
こうして概観すると、やはり西日本、特にフィリピン海プレート上と沈み込みで地震が多く起きていた。
台湾で大きな地震が起きた後は、西日本でも地震が連鎖するという意味では、やはり予測通りとなったようだ。
被害地震としては、岩手県沖、千葉県北西部、紀伊水道で犠牲者はなかったものの、負傷者や建物損壊があった。
昨年8月以降は、世界で、特に環太平洋でM8クラスを含む大きな地震も起きて、地震・火山活動が活発だった。
それが、これで終ったとするか、まだまだとするかの判断が難しい。
この数日間でも、九州周辺で地震が頻発しているので、やはりまだ注意が必要だろう。
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