1/22に発生した日向灘M6.6、最大震度5強の地震だが、東大名誉教授・村井俊治氏らのJESEAが配信する「MEGA地震予測」で、九州南部の地震を予測していて、見事に的中した形になる。
(冒頭のアイキャッチ画像は昨年4月の週刊ポスト作成のもの)
■「MEGA地震予測」
村井俊治・東京大学名誉教授は、本来は地震学畑の人ではないが、東日本大震災を機に、専門の測量学の技術を応用して、地殻変動をもとに地震予測を行うことを始めた。
JESEA(地震科学探査機構)という会社を興し、当初は当たらないなどと叩かれたりした。
だが、その後に地震予測の精度は次第に上がってきたようだ。
JESEAでは、有料で地震予測の配信サービスを行っている。
私は以前から『MEGA地震予測』Web版を購読しているが、これは初月無料で月額380円(税込)となっている。
最新の予測結果が毎週水曜日にメールで配信される。
他にアプリ版もある。
詳細は下記JESEAサイトにある。
■1/19の地震予測
以下に、1/19に配信されたメールの内容を書くが、有料サービスであるので、差し支えない範囲で、ごく概要を示すにとどめる。
2022/01/19発行の『週刊MEGA地震予測』では、「ポインポイント予測」として2つのエリアがあり、その1つが「九州南部の陸域または海域」だった。
約1ヵ月以内に、M5クラス前後の地震を予想kしていた。
そのマップを見ると、鹿児島県の東方沖で、1/22の日向灘の震源にに近い位置だった。
JESEAの発足当初の地震予測では、予測範囲が広すぎて偶然で地震が起きる可能性を排除できていないのではないかという印象を受けた。
だが、現在の手法ではそのあたりが変わってきていて、かなり精度が高い形で地震予測が行われたと言っても良いのではないだろうか。
もし九州あたりの方で、このサービスを購読していたとすれば、あらかじめ地震に備えることはできただろう。
■日向灘まだ注意を
これは今日は余裕がなくて書けないが、日向灘の大きめの地震は、「余震」レベルではなく、可能性としてまだ起きるかもしれない。
これは過去の同震源域の地震の発生パターンを解析しているところでの印象で、後日詳細を報告したい。
■今日のAmeba支部
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