今日12/12は茨城県南部でM5.0、最大震度4の地震が起きたが、各種前兆現象が起きていた他に、東日本はまだ揺れが続くかもしれない。
■茨城県南部M5.0
地震の詳細は下記の通り。
震源は茨城県坂東市あたり。
ここ小平市から震源までは約57kmほど。
小平市は震度3の揺れを記録したが、われわれ家族はちょうどバスに乗っていて、震度3でも揺れには気づかなかった。
ただ運転手へ緊急無線が入って、大きな地震が発生したので必要ならば停止するようにと伝えていた。
震源の深さは約50kmで、3つのプレートが重なり合っているうちで、フィリピン海プレートが沈み込んでいるところで起きたのではないか。
■ライブカメラの映像
留守にしていても、うちには便利なライブカメラがある。
YouTubeライブで流しているライブカメラは、過去12時間に遡って見ることができる。
そこで、地震があった時点の映像を流れて行って消えないように、
PCでキャプチャーして保存した。
あまり関心がないかもしれないが、資料的に意味があるかもしれないので、添付しておく。
下記の画像左上にYouTubeで記録している時刻があるが、この時刻で12:31:13頃から微かな揺れが始まり、12:31:25頃から激しい揺れとなって、12:21:50頃に収まったようだ。
約37秒間ほど、震度3位の揺れが続いたことになる。
■気温変化
地震の前には、震源近くで気温の変化が見られることがわかっている。
坂東市の気温が公開されていないので、近いところでつくば(館野)の気温変化のデータを見てみる。
まだ今日のデータは公開されていない。
これを見ると、5日前の12/7に最高気温のピークがある。
地震の1週間から数日前に最高気温のピークがあるという、典型的な気温変化だ。
■南極北沖M6.5
今日は2021/12/12 17:58にオーストラリアと南極の間くらいでM6.5の大きな地震があった。
日本では2021/12/12 12:21に北海道の西方沖でM4.7の地震も起きたが、有感地震にはならなかった。
■関東地震停止後
関東は12/9 17:19の茨城県沖M3.1以降は2日間ほど地震が止まっていた。
こういう場合は、常にそうではないが、今日のように、その後に強めの地震が起きることもある。
■リシルさん
リシルさんは昨日12/11 10:09の「凄い圧 東北」という尋常でない表現の記事を書いていた。
「深夜に大きく揺れそうです」というのは、多少遅れることもあるだろうと想っていたら、翌日昼間に地震が起きた。
「東北」の少し手前の茨城県だったが。
茨城県南部の地震の後の2021/12/12 14:09には「震源地が変わり 北上」と題した記事を書いている。
そして「かなり厳重に注意して下さい!」とあるので、今日の茨城県南部よりもっと強い地震が起きると考えているようだ。
マリアさんも茨城県南部M5.0の後のブログで、震源が「北に上がるかな」と書いていて、予測が一致している。
■ラドンガス測定器が命を守る?
地震の前に大気ラドンガス濃度が上昇することは、「疑似科学」でも何でもなく、正統的科学の領域だ。
地震発生前に大気ラドンガスの濃度が変化するということは、科学の世界で既成事実となっている。
この観測を自宅で行なえば、自分や家族の命を来るべき大地震(首都直下地震や南海トラフ巨大地震など)から守ってくれるかもしれない。
ただし、ある程度の設備投資と、日頃の観測というか、毎時くらいの頻繁な観測が必要となる。
仕事などで家を留守にする時間が長い人は難しいが、私のようにYouTubeライブ動画で公開すれば、過去12時間に遡って見ることができる。
私は夜寝る前に23時くらいまでの記録をExcelでまとめて、翌朝に夜中の分の記録を取る。
12時間経つと、記録していない時間の分が消えてしまう。
設備投資としては、YouTubeライブ配信対応のネットワークカメラと、ラドンガス測定器が必要だ。
私が購入した機種は既に売られていなくて、後継機種がAmazonで販売されている。
ラドンガス測定器 PRO4
現在Amazonでは27785円
Amazonの別業者の販売では、新品が23670円送料込が最安値だと思う。
ただし並行輸入品で、検品後に発送で1~3週間かかるとある。
たしか1年以上経過すると、厳密な測定のためには業者による調整が必要となるが、このような使い方ではそこまでの精度は求められないだろうと思って使用している。